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Eバイクの認知度が上がってきました
コロナはあまり関係ないとは言えませんが、それはそれとして、ただEバイクというものがあるということは、世間にだんだんと伝わってきているようです。
しかしながら、電動アシスト軽快車やそのスポーツタイプとEバイクとの違いについては伝わっておらず、いわゆる”流行りへの早乗り”ばかりが先行しているように思います。
最新モデルかどうか、どのドライブユニットがいいのか、どのメーカーがいいのか、どれがカッコイイのか、どれが安いのか、たしかにそれは買い物として大事な部分なのですが、もっとも考えるべき大切なことではありません。
大事なのは「何をするか」です。
流行りへの早乗りや新しもの好きは私も好きなので、「なんか面白そうだから買ってみるか!」は楽しいことなんで全然ありなのですが、目的や遊び方が定まらなければ買っただけになってしまうかも知れません。つまり、入手することが目的化してしまう。そうなると、安い方に惹かれます。そこに注意です。目的を見定めて、それを多少上回るポテンシャルを「”これだけできたら”充分だろう」と買うのが正解であって、ポテンシャルを低く見積もった結果、「”まあこんなもんで”充分だろう」というのは間違いです。クルマに例えれば、後から荷物が入らない、人が乗れないとわかる、そんなクルマを買ってしまいます。ゆえ、「なんか面白そうだから、コレやってみるか!」をある程度の将来性を見てクリアにしたいところです。
もう一度言います。大事なのは「何をするか」なのです。
これ実はEバイクに限らず、お買い物全てには言えるわけですが。ロードバイクにしても、「最新バイクでカッコイイやつを手に入れてやるぜ」という気持ちは楽しいですし、誰にでもあるものの、それが先行して目的化すると手に入れたことで終わってしまいます。
Eバイクは遊び道具
遊び道具と言っても、ゲーム機のようなものではありません。PS5が出るからPS4を買わないこととは違います。キャンプ道具を買うときとは似ています。クルマを買うときにも少し似ています。クルマに詳しい人でなければ、来年フルモデルチェンジするからと言って買わないことはあまり考えません。半年や1年待つことはありません。なぜなら、どちらを買ってもその方がクルマを使ってする遊びの価値が下がることがないからです。
いつ手に入れるかは、今このタイミングでその遊びをすることに価値があるのです。
年齢が増せば増すほど、この半年や一年の大事さや価値が変わってくると思います。身体が動くうちに、軽快なうちに、体力が維持できるうちに、今の楽しみを満喫できるうちに…その期間は年々先が短くなります。これはあなたのことを言っているのではなく、私のことです。
あと5年で50歳。信じられません笑
つまり、来年買おう!と年明けに買うより、今買う。それが私の決断でした。それももう2年前の話です。そう、私がものを買うときはそれを考えます。あるいは半年後も要らないと思うかどうか、です。そう思うなら、今買いませんし、半年後も買わないでしょう。
この2年間、私はEバイクを買って本当に良かったと思っています。
腰痛に苦しみ、自転車の乗り方にマンネリを感じる中で5年後を想像し、段々と魅力を感じにくくなってきた状況下、Eバイクによって自分なりの自転車の楽しみ方を見つけることができました。
「楽しく乗ればいいじゃん」「自分なりのやれば良いんだよ」
という人もいると思います。でも、病気になるとわかりますが、身体が動かないことは人からあらゆるモチベーションを奪います。頭痛や腹痛がするだけで元気はなくなります。私がなにかの病気に侵されていたわけではありませんが、広義では腰痛や関節可動域の減少により、フィジカルを失っていきました。5年前の走りはもうできません。
ある年齢になり、別の楽しみを見つけ、これまでの楽しみ方に良い意味で区切りと諦めをつけて、自分なりの楽しみ方を見つけることができました。
人が増えてからやるより、今がいいですよ笑
「昔は良かった」っていうでしょ?って
自転車って本当に楽しい
心からそう思えます。ロードも楽しいし、Eバイクも楽しい。Eバイクに乗ってもいいし、乗らなくてもいいのです。手段は人それぞれ、楽しみ方も人それぞれです。
Eバイクにまず乗ってみませんか?
電動アシスト軽快車とは全く別のものです。クルマの免許を取りに行ったとき、移動の自由度が上がったことでの楽しみを感じたでしょうけれど、クルマそのものの魅力を感じたでしょうか?教習車からは楽しさは感じません。あのクルマで旅行に行って、高速道路を走って、峠を走って、果たして楽しいのでしょうか?楽しいという世界もあると思いますが、私はパワフルで、軽快な自転車で走ったほうがより楽しいのは事実だと思います。
自分が今の自転車で行動できる範囲、それはあくまでも自分の体力ありきの世界観です。Eバイクはそれを拡大します。行ったことがない場所へ、走ったことがない道へ、見たことがない景色を、あなたは味わうことができます。
まずはお店で相談してください
人間の想像力には限界があります。自転車にすでに乗っている日でさえ、実際に島遊びをEバイクでしてみて、やっと「こういう楽しさなのか!すげー楽しい!」となります。つまり、遊んでる人に聞くのが一番です笑。予算は30-40万からですが、その価値は十分にある遊びだと思います。一生思い出や記憶に残る経験ができます。