4500キロも乗ったらしいです

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従来のイメージを覆してきたヴィットリア

以前のヴィットリアのイメージは
 ・まあまあ軽い
 ・しなやか
 ・全体的に古い
 ・滑る
 ・雨で超滑る
 ・接地感が薄い
こんな感じでした。

まあ、この中でも滑るイメージが強くて、雨の日の滑り方と言ったらまあひどい笑。「ちゅいーん」と高い音を出しながら滑るイメージしかしませんでした。レース見てると、あの音が聞こえるたびに「やっぱダメだ」と思った次第。特にチューブラーは使う気がしなかったです。

でも、今のヴィットリアのイメージは
 ・重さは普通
 ・しなやかさにコシがある
 ・新しくなった
 ・グラフェンすごい
 ・グラフェン2.0もすごい
 ・グリップを自然に引き出している
 ・コンフォータブルだけど、動きすぎない
 ・接地感はしっかりしている
 ・経年劣化がとても少ない
と見事に悪いところを消してきた感じです。

現在のタイヤメーカーの多くはコンチネンタルを目指してしまっており、似たようなタイヤは増えています。IRCまでもがその傾向にあると感じるので、”しなやか系”で路面を舐めるようにスムーズに転がるタイヤが好きな人にはちょっと不作に感じていました。

で、色々何にしようかと迷っていたんですが、どれもこれもイマイチなんですよね。芯がないというか、「あのメーカーがついに」みたいにブランドがぶら下がっているだけのようなものも多くなって、わざわざ使うほどではないなと思うことも多々あります。その中で変化が大きいヴィットリアが良いと感じたのは約一年前です。

今回、新品をおろしてから1年以上経過していたわけで、走行距離は4500キロを超えていたんですけど、2500-3000キロくらいから経年変化があまりなく、非常に安定していたように思います。若干トレッドが切れやすい気がするので、微細なガラス片等のめり込みが多い気はします。しかし、特に問題だとは感じません。パンクに強いイメージのタイヤではありませんが、特に多いということもないはずです。よりパンクに強いコントロールというモデルもあります。ヴィットリアの良さであるしなやかさを相殺しますが、過酷な環境でロングライド系をする方には良いでしょう。

価格も手頃

コルサ クリンチャー 6,900円
コルサ チューブレスレディ 8,000円
ルビノ プロ クリンチャー 4,500円
ルビノ プロ チューブレスレディ 5,900円
※税別

ヴィットリア ルビノプロ G2.0 チューブレスレディ ツインパック(シーラント付)
https://mattino.theshop.jp/items/34670923

ヴィットリア ルビノプロ G2.0 チューブレスレディ
https://mattino.theshop.jp/items/34670801

ヴィットリア コルサ G2.0 チューブレスレディ
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ヴィットリア コルサ G2.0 クリンチャー
https://mattino.theshop.jp/items/34670685

だいぶ前ですが、買いやすい価格に改定されてます。太さのバリエーションも、それぞれ23〜30Cまで揃っており、用途に合わせてかなりのバリエーションから選択できます。

いまだに、チューブレスとチューブレスレディの違いや、それぞれのメリットが伝わってない感じだったり、トレンドも伝わっていない感じなのですが、基本的にはレディが主体となっていくだろうと思います。チューブレスレディの方はチューブレスと比較してエアシールを除いており、よりしなやかにすることができ、コンパウンド(ゴムトレッド)の性能を引き出すことが出来ます。また軽量で、製品製造上も歩留まりがよく、低コストにもできます。ゆえ、チューブレスの方はいずれ絶滅するのではないかと思います。