地域密着型プロリーグ「JCL」

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JCFやJBCFに付き合ってても、この先で何か変わるのかな?と思っても何も変わらないと思いますので、まだこちらの方へ期待はします。しかしながら、地方創生がいの一番に来ているのは引っかかりを感じます。地方創生とか地域おこし協力隊とか、色々アレげな感じがしますので。

ただ、期待せざるを得ないのは確かです。

レースをする人は、自分が出るレースが変わるから文句を言うのは当然ですし、形を優先する人も海外とは違うというのもわかりますけど、観る方にとっては面白ければ、魅力が上回ればいいわけで、「海外のレースは観ないけどJCLは知ってるよ」という人が増えるほうが全体としてはメリットが多く、目指すべきところに近づけるだろうと思います。たとえ競技レベルがある国や地域と比較して、今は低くても、それがレースの面白さに比例するかと言うと関係ないと思います。

UCIにもASOにもいずれにも期待はできなそうにないので、そういった柵から抜け出すようなリーグというのも希望するところではあります。要はお金の問題です。最大の利益を上げているASOはそれを1ユーロたりとも若い選手の育成には回しませんし、チームへの分配金もごくわずかで、ツール・ド・フランスの賞金は”3週間も期間があるにも関わらず”全て合わせても”たったの”2億円と、とても選手のこと第一にを考えた組織とは思えないからです。そのようなリーグへ選手を放り込んでも、その先にどのような未来が待っているのかというと、あまり期待するものではないと思います。自分の子供にそこを目指せ!と私は言えそうにありません。

目下の世界に通用する選手の育成は大事ですけど、その地盤として国内リーグがちゃんとあって、ファンが増えて選手が食えないとそれも果たせないのでは?と思います。たとえ、一発二発は通用する弾が撃ててもそれが続きませんし、国に戻ってきても職がないので競輪選手になるしかないのでは?とも思います。「ものすごい選手が出てきたら変わるのでは?」という希望がないわけではありませんが、新城幸也選手が世界選手権でシングルリザルトを獲っても変化の予兆すら感じませんでしたので、可能性として考えると限りなく低いと思いますので期待はしていません。

そういう点でJBCFの先に良い未来が描けないとは思ってましたので、私は徐々に興味を失いました。ゆえ、いまのところはJCLに興味を持てています。