[コラム] Eバイクを買って東京諸島で楽しもう

この記事は約 5 分くらいで読めます

Eバイクを買って東京諸島で楽しもう

当店でEバイクを購入頂いた方を伊豆大島の旅へとアテンドしましたので、その際の動画をダイジェストで繋げました。

使用した機材は2人ともミヤタサイクルのロードレックスです。

ロードレックスは関係企業であるメリダのSILEXと同じジオメトリを採用し、オンロード、オフロード、グラベル、シングルトラックなどあらゆる路面を楽しく快適に走ることができ、さらにはキャリアも搭載可能なため全路面に対応したパスハンターやツアラーとしても楽しめます。

■ これから自転車を楽しみたい
■ 1台で何でもやりたい
■ 色々なところを旅したい
というニーズをバランス良く叶えます。

タイプ的にはグラベルロードという言葉でまとめられてしまいがちですが、その正体はツアラーでもあり、グラベルロードでもあり、ドロップハンドルを装備したMTBのようでもあります。なんでもバランス良くこなしてしまう、とても良く出来た自転車です。

当店には試乗車がありますので、乗って試してから買えます

当店にはロードレックスを含めて、現在でも4台のEバイクを試乗していただけるように用意しています。Eバイクというのは”自転車”というのと同じ意味で、その中に細かな用途やジャンルが別れています。想定している用途を詳しく伺って、どの車種やタイプがいいのかご相談に乗りますので、ご来店下さい。

休みは1日あればいい

伊豆大島へは夜行の大型客船で行き、翌日に日帰りしています。宿泊しない理由は、自営業者や多忙な方などで週に1日しか休みが取れない場合でも可能だからです。ジェット船ではないので、輪行せず、コンテナへ自転車は預けますからラクチンですよ。

夜22時に竹芝桟橋を出港し、朝6時に大島へ到着。その日の14時半出港の船で竹芝へ19時には戻ってきます。たとえば、仕事終わりの金曜夜出発、土曜夜帰着も可能です。日曜は自由に使えます。つまり、休みは1日あれば良いのです。

渡航費用は裏技(と言っても誰でも出来ますけど)を使うと安く済みますので、往復乗船券と現地で使う金額を含めてもトータル15,000円もあれば十分かと思います。今回はさらにGo to トラベル割引も加わって、往復の乗船券がなんと5,000円でした。そんなに安くしてくれなくても行くので、このしなくてもいい支援のために予算が当てられているのが心配になりました。

基本的に夏休み期間である7-8月以外、乗船券の予約状況は空いている事が多いですから、思いついたら行けます笑。「明日から行こう」も可能です笑。今回も「◯日頃行こうと思ってます」と連絡し、「天気も良さそうなので来週行きましょう」となりました。やはり、船なので天気が悪い時は欠航になることもありますし、島の天気は変わりやすいです。

島へ行くのを薦める理由

とにかくラクで、楽しくて、安いので、これをするためにEバイクを買いましょう!と言っても過言ではありません。

普段から人でごった返している東京あるいはその近郊。今はそれに加えて、コロナでストレスマックス。そんな都内から”たったの”6時間半で人口密度の低い島へ行くと、自然と気分がアガります。大人として節度やルールは守りますが、この社会情勢下であっても、気持ちを開放し、自然の豊かなぬくもりと厳しさの中で自分を再発見できます。

渡航時間は長いように感じますが、クルマや電車で同じ時間を移動するのと比較して、その最中に被るストレスは最小限です。海に出るというリスクはありますが、確率的にはよほど交通事故のほうが高いでしょう。また、陸路で同じ時間だけ移動をしても、移動の最中も着いた先でも、結局は人と人とのあらゆる接触によるストレスを受け続けます。2時間半運転するより、6時間半ゴロゴロして、ビールを飲んで寝ている方がラクです笑。

現地では私のような経験者と一緒に行けば、きれいなスポットや楽しい場所などへお連れできます。
この動画をご覧頂くと、「普通の自転車でも行けそう!」と思うのですが、まず止めたほうが良いと思います…笑。体力に自信がないと、つらい方が勝ります笑。体力に自信がない方でも”一周は出来ますよ”と言うのですが、この動画にあるような私がお連れしたい楽しいスポットへ行くには山を登ったり下ったりしないと行けません。

Eバイクだからできる旅

今回走ったルートは総走行距離が64km、獲得標高は1600m。もう完全に変態超級山岳コースです笑。にも関わらず、平均移動速度は16.5km/h!。トータル7時間程度の旅ですが、Eバイクでなければ、楽しいスポットを半分もカバーできないと思われますし、辛い記憶ばかりになってしまうでしょう。つらい気持ちで走っている時は、一生懸命ランニングで走っている最中と同じですから、周りの景色が一応は視界に入るものの、何かを想ったり記憶に残したりできる状況にはなれず、ツーリストがする旅としては不満の残るものになると思います。あくまで、アスリートとして走りたいなら別ですが。

大島には自転車で入れない地域もあり、そこで往復約1時間のハイキングもしています笑。Eバイクでないと、気持ちの面でも体力の面でも、目一杯楽しむ余裕は生まれません。

やりたいのは旅と適度な運動であって、本格的なスポーツや練習ではないのです…。

一緒に走る人全員ががEバイクに乗ることで、脚力さや体力差があっても常に一緒に、どんなルートでも、また色々なことを楽しめるのは最大の利点です。

なお、今回は二人ともにGARMIN EDGE 1030Plusを搭載し、ルートを確認しながら、計画的偶然性のあるライドを実現しています。ディスプレイが大きくないと見にくく、操作も動作もパッキパキなEDGE 1030PlusはEバイクツーリングに必須のアイテムだと思います。