この記事は約 3 分くらいで読めます
私のホームグラウンド
東京に40年以上住んでいて、まるで行くことがなかった伊豆諸島。その中でも活発な火山活動を絶えずしている三宅島。三宅島はまさにEバイクパラダイス。
最初に訪れたのは2年以上前。友人の誘いをうけ、案内をしてもらって、そこから徐々に開拓とロケハンを繰り返し、今では案内できるくらいにまではなりました。
すごく遠いイメージもあるのでしょうし、島に着いたあとはどうすればいいの?とか、お店はあるの?とか、とにかく不安が多いでしょうから、なかなか島旅にチャレンジする人はいないでしょう。全く事情がわからないのに、行ってみよう!と思うにはハードルが高すぎますからね。
私がこうして楽しいことをアピールしても、恐らくは多くの方が「面倒くさそうだ、近場でいいや」と食わずにそのままになることでしょう。だから、いつ行っても空いています笑。人と会うこともなく、自転車乗りに会うこともなく、あるのは自分と海と火山だけ。最高の時間です。ただただ、海を見ていても飽きることはありません。あまりに壮大な、地球の脈動を感じる光景は、あなたの記憶に深く刻まれることでしょう。
つまり、あえて行くべきということです。わざわざ行くのです。そのためにEバイクを買うのです。
例えばスキーでも、ゴルフでも、ダイビングでも、ホームグラウンドやホームゲレンデは1つでしょう。メインは1つで、サブが1つから2つ。私のEバイクでも同じです。”自転車はいろいろなところへ行ける”と思うから、Eバイクでも”いろいろなところへ行くべき”だと思ってしまうかも知れませんが、Eバイクはペダルバイクと違い、”距離を走ることで得る満足”は楽しさを生みません。クルマを買って、遠くまで走ったことで喜ぶのは若い頃だけで、最初だけでしょう。あとは、自分が勝手知ったるエリアや落ち着いて過ごせるエリアで、”自分の時間を過ごす”ことがメインにはずです。それが”ホーム”なのだと思います。
これだけ楽しんでも十分元が取れます笑
私のように都内、特に区部に住んでいるならば、”Eバイクを島旅のためだけに買う”のは全然ありだと思います。いやむしろ、そうすべきです。とにかく楽しいのですから。
本ブログでは何度も言っていますが、コロナ禍において、旅の定義やイメージ、あるいはツーリズムの楽しみ方は変わりました。多くの人が集まる場所で、周りの人と同じ方向を向いて、移動して、みんながいるところで過ごすという従来の方法は、もはやストレスでしかないのです。全員マスク着用で、距離を気にして、常に周りばかりみていては、本当に誰に気兼ねすることなる羽根を伸ばした旅などできません。少なくとも、私は楽しいと感じません。
Eバイクを買うための予算はざっと30-50万円。一回の渡航費用は食事まで含めて1.5〜2万円。記憶に刻まれて忘れることのない光景や、自由な時間を買うと考えれば、ちっとも高く感じないでしょう。まさにプライスレス。
「なぜEバイクなのか?」「普通の自転車(MTB)じゃダメなのか?」と思うかも知れません。それは行けばわかります笑。もちろん、体力が有り余るほどある方は何でも出来るでしょう。でも、ご自身の体力を考えてみて下さい。45キロ走って1300mもの標高を、精神的にも体力的にも余裕を持って超えられるでしょうか?笑 私にも無理です笑
当店から竹芝まで自走で40分。そこから島までは6時間半。遠いと思うかも知れませんが、陸路で6時間半走っても、こんなにも素晴らしい地形、風景、文化があるでしょうか?あるいは6時間半のクルマ移動や電車移動を今の社会においてする場合のストレスを考えてしまいませんか?船は基本的に空いていますので、むしろ船に乗ってしまう方が安全なくらいです…。
さぁ、当店でEバイクを購入し、一緒に島旅へ出かけましょう。