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歳取るとだんだん重くなりますよね、腰が。腰痛っていう意味ではないですよ。いわゆる比喩表現での腰です。
腰が重い:なかなか行動を起こさない。 なかなかその気にならない
そう、その気にならないのです。
割と高齢な方に「Eバイクなんてどうですか?始めてみませんか?」という問いかけをすると、少なくないのが”もう外出しようという意欲を失っているケース”です。面倒くさくなっちゃってるんだろうなぁと思いますし、気持ちはとても理解できます。特に寒い冬になると、家にこもりがちです。コロナ禍においては情報を参照していらっしゃる方はご存知でしょうが、40代以上で1年間運動を休んでしまうことのリスクは結構大きく、できるかぎり運動をするべきです。その運動強度はきつい方がよく、緩いほうが良いということはありません。ただ、その人の現状にとっての適切な運動強度というものがありますので、医師の言うところの”適度な運動”とは主に有酸素域を表します。
それで私から言えるのは、”4-50代からEバイクに乗って遊び方を覚えておくべき”ってことです。
外に出るのが面倒になる前に、ルーチンを作っておきましょう。そのルーチンにつらさや難しさはないほうがよく、面倒くさいと思わないほうがベターです。面倒くさいと思うのは、やり慣れていないからで、出かけ慣れてしまえばそれはルーチンで実行しやすくなります。
「まだいらない」ではなく、今乗るべきです。間違いないです。
ルーチンワーク以外が面倒になっているから、行動範囲が狭まるのってすごくわかります。だから、外向きルーチンにダイバーシティを持っておくべきです。いかに多くのルーチンを確保しておくかで、フットワークが軽くなり、普段から活動的になりますし、コミュニケーションも生まれます。コミュニティに属す必要はなく、行動できます。自分の好きなことができます。
どの時点で気付くかは違いますけど、運動してる人は30代後半で体力低下に気付きます。してない人は10年遅いと思います。だから、少なくとも40代のうちに、あるいは50代がデッドラインで。そこまでに外出志向なルーチン増に対して投資をすることは健康寿命延伸へのいいプロセスだと思います。
自転車はもう無理ではなく、自転車もう乗ってるでもなく、今の年齢で”まだ見ていない景色”を見に行くのです。いますぐに。
40歳で1台、45歳で奥さん用に1台。これで50歳以降のEバイクライフは充実するでしょう笑。最初に奥さん用じゃないですよ。順番は逆。自分のを買って、ロケハンして、遊び方を覚えることです。思い出しましょう!最初のデートと同じですよ笑
あ、誤解がありそうなので書くと。
”まだ見てない景色”っていうのは決して遠くということではなく、近くでもあるはず。都内でも見てないものはあるはず。早朝や深夜も含めたら、時間的な部分を含めたら、見てない景色はまだあるはず。一緒に見る人が変わればまた違う景色のはず。
行きましょう!
そんなにガチで乗るつもり無いのに、今のタイミングでロードバイクの買い替えをすべきかどうか、よく考えたほうが良いと思います。ロードバイクは30万出しても、もう10万、20万と出したくなるもの。
出せる人は良いですが、次に3-40万出せるタイミングが何年後なのか?その時自分は何歳なのか?を考えると、アセットとして残ってしまう、今買おうとしているロードバイクにどの程度のバリューを見出すのか、償却可能なのかを考えてみると、真の意味でのコスパが出るんではないでしょうか?今の乗り方をいつまでするのか?ですね。何歳になるのか?ですね。その上で何を楽しむか?です。
あえて言っておきますが、あくまで中年や初老のための話であって、なおかつロードバイクを楽しみたいという欲求を抑えるべきという話ではないです。接客していて、そもそもそっちの道もあるんですね!としか聞かないので、”気づき”って大事なんだと思って言ってます。