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一番いい季節ですね
平均気温が17度近辺になりますと、自転車も売れ行きが高まると言います。それだけ人間が活動的になるのでしょう。だから、自転車以外でもきっと活動が活発になることでしょう。
運動は大切であり必須
ステイホーム!と叫ばれてますが、家にいてはむしろ病気になってしまいます。血栓についても、家にずっと座っているところから感染等するから、その当時に出来た血栓が血管内を回っていくわけで、そもそも運動不足の人をターゲットにしている感染症だということは去年から明確にわかっていましたね。
今回発表された論文ではこんなことがわかっています。
運動不足の場合、週に150分以上運動している人と比べて新型コロナによる入院(OR 2.26)、ICU入室(OR 1.73)、死亡(OR 2.49)のリスクが高まり、この関連は糖尿病などの併存疾患とは独立していたとのことです。リスク評価の程度の差がわからないですが、基本的に重症化の原因は年齢、肥満、喫煙、既往症です。しかし、それと独立しているということのようです。すなわち、年齢やBMIに関わらず、運動をすることでリスクは低下する。ステイホームダメじゃん笑笑笑。まあ、普通に想像してダメだよね。
Physical inactivity is associated with a higher risk for severe COVID-19 outcomes: a study in 48 440 adult patients
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33849909/
適度で楽しめる運動が大事
運動はキツければキツイほど効果的というデータもありますが、楽しくないと続きません。楽しく、適度な強度であることが大事です。適度の強度はその人によって違います。心拍がいくつであるとか、どのくらいの距離であるとか、そういうことに絶対値はありません。
私は一昨年くらいから腰痛がひどいので、腰に悪い姿勢しか取れない日は30分くらいで辛くなります。自転車に乗る姿勢は立ち姿勢と同じです。誰でも真っ直ぐ立てるわけではないわけです。また、同じ人でも真っ直ぐ立てる日もあれば、そうじゃない日もあります。ゆえ、身体がしっかり緩んでいて、締まる所が締まっていて、しっかりとまっすぐ立つということをイメージでき、それを具体的に脳から筋肉へ電気信号を送れている時です。難しいですよね。
そう、ポジションというのは自転車の形を変えることではありません。ステムの長さやサドルの高さも大事ですが、それを決めるのは自分であり、その上でどうやって運動するかは自分のスキルです。
私の腰痛対策は、まず前日までにしっかり解して、伸ばすこと。具体的には筋膜リリースとスタティックなストレッチをします。スタティックなストレッチは効果が薄いとされていますが、自分の方法としては取り入れています。むしろ、前の晩にやらないと、次の朝に期待はできません。更に起きてから、ライド前にストレッチします。主に肩と股関節の可動域を確保するように努力します。
インドアでそういうイメージをするのは難しい
先に書いたような、ライディング時の感覚というのはインドアトレーニングで意識するのはなかなか難しいと思います。出力がいくつ出るかというより、自転車をうまく前に進めるための努力なので、自転車が動く状態でないと判断できないと思います。
インドアに良いところもありますが、実走行で何をするかということをイメージして、両方をうまく活用頂けると良いのではないでしょうか。