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使っている人が少ない気がします
周りでこれを使っている人は1人だけ、そもそもお店で見たことないという方も少なくないでしょうし、後方から車が来ているのを知らせると知っていても、それがどんな人のどんなニーズを満たすのかは全く伝わっていない製品だろうと思います。
これで3世代目
VARIAレーサーがデビューしたのは10年弱前でした。その時は「ん?これいるの?」と思ったのですが、その際に某自転車メディアサイトでの製品テスト・レビューの企画とライティングと依頼され、実際に製品に触れて驚きました。その時からもう3世代目、つまり確実にニーズと評価が良いのでしょうね。
車道を走る際のストレスが減る
「こんなに違うとは思わなかった」それが最初の感想でした。そもそも、自動車をミリ波レーダーで捉えるということ自体、それほど信用していなかったのですが、その正確性に驚き、機能性に感動しました。
遠くまで見渡せるような地域の場合、自動車が発するロードノイズ(走行時に発するタイヤと路面との摩擦音)やエンジン音はかなり遠くまで届きます。その場合、音の指向性を把握しにくく、対向車なのか、追走車なのかわからないことは少なくありません。
また、トンネル内ではよりわかりにくい上に、トンネル内が暗いがゆえ、路面状況もわかりにくく、後方を振り返りなどしようものなら、対向からくる自動車が気になってしまうなど、慌ててしまう場面を体感したことがあるかも知れません。
そのような際、GARMIN VARIAレーダーは後方から迫る最大で8台の後方から捉え、ライダーに教えます。表示はGARMIN EDGEデバイスやスマホを使用できます。最大140m後方から接近する車両を検知し、Edge画面及びライト点滅パターンの変化で、ライダーとドライバー双方に知らせます。
やや大きさは目立ちますが、このRTL515は尾灯と一体になっていることから、これ一つで多くの機能を満たすことができ、走行時の安全性のみならず、サイクリストに安心を感じさせる素晴らしい製品です。ロードバイクでもこのVARIAレーダーは素晴らしく機能します。ある程度の都市部で乗る際にも機能します。
特にEバイクには必須と言ってもいいくらいで、自動車の交通量が少ない場合には、道路が空いているので自動車側と速度差が大きい場合もあり、危険を感じる場面もあろうと思います。Eバイクはのんびり乗りたいものですから、こういうアイテムに投資をすることで、より走りの質を高めるのは素晴らしいことかと思います。
GARMIN VARIA RTL515
23,800円(税込)