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必ず切れてしまうベアリングのリテーナー
ここのメーカーのヘッドパーツは独自のものなので、THインダストリーズの製品ではカバーできず、結局メーカーや代理店から購入せざるを得ないのです。入手可能なので良いと思えますけど、そこまでしてこれに拘る理由はないと思うんですよね。冗長性があまりに低い。
私はこう言う事例に関して否定的です。こういうパーツを使うと、モノの評価を左右してしまうことがあるのでもったいない。
製品は広義ではどれもいつか壊れる時限爆弾なので、道具としては使い続けられる、最低限走れるようにするというのは、製品を作る際に大事だと思います。ユニークな機構は特徴的で、その製品そのものであるかのように見えますし、とても魅力的にも感じやすいですが、その後のことをどう考えるか次第で評価は変わるのだと思います。
メリダはそのようなユニークさを嫌うメーカーであり、開発者の意図があるので、普通の中に潜む個性と道具としての大きな魅力が特徴だと思います。