この記事は約 2 分くらいで読めます
今回は群馬県へ
ロードレックスでの旅もかなり充実度を増してきました。そして、色々なバリエーションをこなしていくにつれて、この自転車の限界や可能性、あるいは美味しい部分や、美味しくない部分の除き方もわかってきました。
今回は群馬県四万温泉に宿泊し、万沢林道を走ってきたのですが、いやはや思いがけない自体にあい、「山を舐めるなよ」と再三教えられた気がしますし、また、山で遊ぶということは”判断力”が常に求められることを再度実感した次第です。
結構な荒れ具合
前半部分が荒れているということは何となく知っていたものの、「これほどまでに」と路面に転がる石ころに苦労しました。登坂部分でもその状況があるので、トラクションを掛けるのも気を使うし、パワーを要するのでバッテリーも食うし、これは往復保たないかも?と。
道の上には動物の糞
山に入ったことがある方ならわかるでしょう。人間サイズだけどやたらに黒い糞。そう、クマの糞ですね。歯科の類でもなく、猿はこんな大きなものはしない、そんなサイズ。それが登坂するにつれて頻繁になっていきました。これまで一つ見るなどはあったにせよ、今回のようにいくつも見たことはなく、また周囲の木々の様子からも”確実にいる”とわかりましたので、たいへん恐ろしく感じました。
ただ、他にも最近になりこの林道を走ったログを見つけていたので、ここまでとは思っていませんでした。しかも、それはガイドツアーのような類のログでしたからね…。季節柄もあるかも知れませんが、10月だったのでさほど変化はないと思います。やはり、昨年から山に人が分け入る機会が極端に減ってしまっているため、野生動物がその生活範囲を取り戻し始めているのは実感しています。里に降りてくるとかではなく、山中にいるという印象です。
ついに遭遇
怖くなり、ベアベルを鳴らしながらピークから下っていると、前方に小さな鹿のような生き物。彼らは大抵道沿いに逃げるので、追いかけるかたちになることが多いです。そのすぐあと、左側の茂みに黒い影。熊です。ただし小熊、ということは親もいる…。一人ではいるには厳しい状況でした。ガイドツアーのようにパーティで喋りながらであれば、リスクも減るでしょうけれど、それでも今回の場所はちょっと厳しいと思いました。この季節より前では、周囲の林道はヒルだらけだとも聞いています。となると、やはり島旅のイージーさ、楽しさ、気楽さがずば抜けていることに気づくわけですね笑。もはや、島旅だけのためにEバイクを買っていいと思うんですが。