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先日の記事でも書きましたが、各社で値上げ値上げとラッシュになっています。当然、買う人にとってうれしいものではなく、売る側にとっても大変に悩ましい、難しい問題です。
これから大事なことを言います
これは接客の際にも必ずお伝えしていることです。納期のお問い合わせを頂いたり、あるいは納期の話になりますと、その時期があまりに遠いので買い物をするというモチベーションを減退させてしまうことが多くなります。それは当然のことかと思います。
しかしながら、何度も申し上げているのですが、納期が半年以上先のものも少なくありませんから、まずはご予約を頂いた上で資金を工面して頂くという順番がベターだと思われます。また、こういった状況は2023年夏から秋くらいまで続くだろう思いますので、今から1年半の間に自転車を購入する場合には、予め予約が必要だと思ってください。
現在のメリダのプレカタログは2021年11月に発行されたものです。つまり、中身のラインナップに関して、あるいはその価格についてはもっと前に決められたものだということは、容易に想像して頂けることでしょう。実際にどれくらい前かというと、通常シーズンであれば前年のGW前にはほぼ決まっており、7月には決定されています。もちろん、近未来を予測したものになるわけですが、今から過去2年間に起きたことを考えますと、全くの予測不可能な事態の連続にさらされた言えるでしょう。
今の値段は約10ヶ月以上前に決定された価格である
先のリンク先の記事でも申し上げましたように、自転車だけが世の中の動きから逃れられることはなく、またメリダもその渦中にあるということです。つまり、2021年春に決定された価格がそこからコロナ禍の2年後以降にも維持できるということは考えにくいだろうということです。
今からみれば、「値上げ分を予測しておけばいいじゃないか」と言えるかも知れませんが、実際にはそうではないでしょう。最初から値上げ後の価格を提示すれば売れませんし、またその根拠もないのですから、そういうことは結果論に過ぎません。ゆえ、今の状況下ではメリダにも値上げが起きる可能性はあるだろうと思います。
いくつかの代理店では”予約分まで値上げ対象である”との決定がされる場合もあり、それが更にネガティブな情報として目立っていましたが、メリダに関してどうなるのかは分かっていません。もし値段が上がる場合、それは機種によって影響は異なりますが少なくない幅になるだろうと思いますから、私が言いたいことは変わらず、できるだけ早く予約を入れましょうということです。値上る前に買いましょう。
全く買う気がないのに予約はできませんが、迷っていたら、あるいは来年買うつもりなら、今すぐに動くべきだと思います。
2020年夏くらいから「今買うべきだ」とずっと言ってきましたし、言い続けました。聞いていただいた方は実際に購入いただき、値上げのニュースや在庫枯渇の話を横目に新しい道具で遊んでいるだろうと思います。「もうこれ以上値上がったら買わない」「値上がったら自転車を辞めよう」という方は買わないままなのでしょうけれど、そうではないならこの一週間くらいで真剣に考えていただいたほうが良いと思いますよ…。
ご来店をお待ちしております。