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自転車修理にかかる時間
いま自転車を修理するためにかかる時間が、皆さんの想像を遥かに超えた状態になっています。なにせ、我々の想像も超えるレベルで「うげ、これもないのか…」といなるくらいなので、想像して頂けるわけもないわけです。
例えば、Rディレイラーに半年待ちとか、ホイールに1年待ちとか、ほんとうにそういうレベルなので、「壊れてから持っていけばいいよね」だととんでもないことになります。そして、これはまだしばらく続きます。
「今乗っている自転車がダメになったら買い換えよう」というスタンスの場合、従来であれば修理に持っていくなどした際に「そろそろ限界ですね…」などとお店の人に言われて、「じゃあ買っちゃおうかな、そろそろだと思っていたし」などという展開も期待できません。いまここにある現実は「どの自転車もないので、何でも良いとしても数ヶ月。欲しい物を買うとなると、半年〜1年待ちになり、その間はどうにもなりません。何か探して下さい。」という状態になります。
とはいえ、「いや、どこかに在庫はあるだろう?色々なメーカーが有るのだし、そこから探すのが店の仕事だろう?」とおっしゃられても、どのメーカーも持っていない上に、今後入荷するものはほぼ全てどこかのお店に紐付いてしまっているため、”誰もが買える状態の在庫”つまりフリー在庫は出回ることが大変稀になります。
いま、何をすべきか
これは先日も申し上げたのですが、「もう壊れそう」「来年には買おうと思っている」「もうそろそろだな…」と考えている、思っている方は、今すぐ予約注文を入れて下さい。笑ってしまいますが、笑えない、そんな状況です。
修理に関しては、いまも、これからしばらくの間(具体的には1年半〜2年くらい)も、医療逼迫みたいな状態が自転車でも起き続けるので、とにかく壊さないことが大事であり、壊す前に整備することが大事です。
「時間かかるらしいから自転車屋に行っても仕方がない」
と思われていたらそれは間違いであり、むしろ、積極的に、早めに行くべきなのです。
そして、「いやいや、自分で直すし、店に行く必要ないし」と思っている方へは、このように言いましょう。「壊れてからの話ではなく、壊れる前の話ですよ」と。注意したほうが良いのは、機材トラブルに遭遇することが多い人です。その方はおそらく、故障することを予見することが上手ではないのだと思います。
そして、自分以外の誰かの目で点検すべきです。
何かあってからでは遅い
使っている限りは整備しないといつかは必ず壊れますから、予防が大事です。
めっちゃ大事なので、もう一度言います。
予防が大事。
つまり、壊れる前に交換することが大切です。
自転車の健康状態に不安を感じる方は、今すぐ点検にお持込ください。