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映画もドラマも大好きです
ブログではあまり話しませんでしたが、映画もドラマも大好きです。多くは海外の作品ですが、映画に限っては日本国内の作品も観ることがあります。主にはSF、アクション、サスペンス、戦争、歴史、アニメと、こんな感じです。ミステリーやファンタジーも好きですが、恋愛はほぼみることがありません。
映画にハマったきっかけは中学生当時、ジョン・ウー作品を観たところからですね。もう入り口からおかしいわけですね笑。それ以前、映画館で観たものでいえば、T2やジュラシックパークのようなハリウッド作品があるわけですが、自分の意志で「これは!」と思ったものは「男たちの挽歌シリーズ」で、そこから趣味としての映画鑑賞が始まったのだと思います。あ、いや、それも父が初作をレンタルしてきて観ていたのを、一緒に観たところからはじまったので、完全に自己意思ではないとも言えますけどね。まあ、親の影響というのは子にとって避けられないものです。「男たちの挽歌」は香港ノワールがここからはじまったと言えるもので、それまでのカンフー路線から裏社会ものが流行っていきました。監督であるジョン・ウーの名前を世界に轟かせた名作で、チョウ・ユンファやレスリー・チャンもこの作品によって一躍有名になりました。
にわかガンマニアの道へもここから入っていったので、階段を背中で落ちながら撃つシーンなどに憧れるという、頭のおかしな青年時代のスタートでした笑。とにかく弾数を撃つわけですね笑。ベレッタM92-Fの装弾数って30発くらいあったっけ?っていう笑。そして、ショットガンから火柱が3mくらい笑。あるいは無駄弾も撃ちまくります笑
高校の同級生だった友人のSくんも一緒にハマっていました。彼は高校のころ、主人公の1人であるマークをイメージしたロングコートを着て登校していました笑。やばいですねぇ笑、ヤバすぎます笑。”穴だらけ”じゃなかっただけマシだと思うのは、これを観たことがる人だけでしょう笑。いやーでもね、かっこいいんですよ。
後にシリーズ化し、そのロングコートや口の端にくわえたマッチ、あるいはサングラスはアイコン化しました。一昨年の冬に、私は中田商店でwoolly pullyのネイビーのコマンドセーターを買ったのですが、それはもう完全にレスリー・チャンを意識したものですよ笑。ぼくは今もやばいですね笑
全然知りませんでしたけど、いま「男たちの挽歌(英雄本色)」は4Kリマスターになり、劇場公開しているんですね!!!これはいかねば!!!
ぼくは特に「男たちの挽歌2(英雄本色2)」が好きです。もう冒頭から初作を思い出してしまい泣きそうなわけです。そして、初作以上にかっこいいんですよ、レスリー・チャンが。チョウ・ユンファはコメディや恋愛ものもやっているんで、そういった演技も良いんですよね。なんといっても、最後にルンさんが復活するところからはもうガッツリ見入ってしまいますね。本当にかっこいい。
その頃はレンタルビデオ店が多くありました。それはツタヤができる以前ですが、ほぼ毎日のように借りては消化していったのを覚えています。高校生の頃でしたから、アクションやコメディものが多く、特にB級アクションから良いものを探したりするのにこだわっていました。印象に残ったものを何本か挙げようと考えたのですが、あまりに多いので絞れません。一つ一つに印象に残るシーンがありますし、その時の思い出を語るのはとても楽しく感じです。
あまりみなさんが観たことがない可能性の高いものをあえて紹介するなら、パッと思いついたのはこの2つ。1つはギャラクシー・クエスト。ギャラクシー・クエストは放送打ち切りから20年を経た今も熱狂的なファンを持つSFドラマ「ギャラクシー・クエスト」の登場人物たちに、本物の宇宙人たちからSOSが来てしまい、宇宙の果てまで助けに行くというコメディ映画。映画好きで、さらにスタートレック好きなら大爆笑ものです。
もう一つ、フォーリング・ダウンは腐った社会に対して恨みを抱くマイケル・ダグラスが、ブチ切れて暴走する映画です。家に帰って娘に会いたいがためには何でもするわけですが、単なるアクションではなく、悲哀ややりきれない感情や社会のひずみが詰まっていてとてもいいのです。
先日見たのはこれでした
映画のファーゴはご存知かと思いますが、これはドラマ版のファーゴです。「これは実話です」から始まる名作で、血に染まる雪が印象的な作品ですね。ドラマ版もとても面白くて、日常からはじまるちょっとしたボタンのかけちがえや小さな犯罪が、人間の悪意と狂気によってどんどん大きく転がっていくというスタイルは同じです。ただ、シーズン4は違いました。ファーゴらしいストーリーを続けて見せて終わるかと思いきや、アメリカとそこに住んできた人々の災いの歴史をギュッと詰め込んできていて、様々な哲学的伏線を回収していくというスタイルには驚きました。現在、シーズン5の製作も決定しています。
あとはこれも観ました
レビューを見ると面白くないとも書かれてますけど、いいですよ。ディックの原作とは違うものの、ディックらしさはありますし、世界は一つではない、あるいは歴史は書く人間により全く違うものになり、違うものとして読める。あるいは善と悪も、どちらかが完全な正義で完全な悪があり、二項対立し、完全な悪は絶対悪であるのではなく、人間は間違いを犯すし、善と悪が同居しつつも、それぞれの目指す世界を構築しようと信念を貫く様がよく描けていると思いました。おすすめです。
そしていまはこれ、エピソード2がリリースされたので観ることにしました
スタートレックといえば、古くはカーク船長の頃までしか知らない方もいらっしゃるかも知れませんが、やはり今のスタートレックの現在に続く人気を気づいたのは「新スタートレック(STAR TREK THE NEXT GENERATION)」で、ファンの間では頭文字をとってTNGと呼ばれます。全部で7シーズンにも及び総エピソード数は178にもなります。このどれもがほんとうに面白く、スター・トレックらしく、これほどまでの作品を作り続けることができる人材と作品に対するリスペクトがほんとうにすごいのです。
なお、スター・トレックをスターウォーズのようなものだと思うのであれば、それは大きな間違いです。スターウォーズはわかりやすい家族と善悪の話ですが、スター・トレックには圧倒的に複雑なドラマ性と社会性が投影されています。銀河連邦に所属する多くの種族、あるいはそれにて期待する種族、そして未知の生物など、アメリカ社会の根底に流れるフロンティアスピリッツをもとにし、現代の身近な社会問題を24世紀のクルーとともに描く壮大なドラマで、エピソードを一つ観終わるごとに「うーむ」と唸ってしまうのです。製作予算は圧倒的に少ないでしょう笑。しかし、そこのリアリティを感じてしまうのはなぜなのか、それがスター・トレックの魅力です。
TNGを皮切りに、ディープ・スペース・ナイン(DS9)、ヴォイジャー、エンタープライズ、ディスカバリーとシリーズは繋がり、ついにTNGシリーズの象徴的存在であるジャン・リュック・ピカードがこの「スタートレック:ピカード」で帰ってきたのです!ピカードが宇宙艦隊を引退後のストーリーなのですが、シャトーで余生を過ごすのは、かつての冷静沈着で学者のような艦長ではなく、老人の姿。しかし、ある事件をきっかけに、徐々に宇宙艦隊にいた頃の眼やあの頑固さや頑なな意思を表出しはじめると、TNGファンは思わずニンマリしてしまうでしょう。
ゴールデンウィークなのに天気がいまいちですね
今回紹介した作品はすべてアマゾンプライムビデオで観ることができます。私はNetflixを解約してしまったのですが、そっちにもあるかも知れません。ぜひぜひ、ここにない映画の話でもしに、あるいは「観たよ」という声をきかせにでも、ご来店くださいますようにお願いいたします。