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雨上がり(や雨の中)をハッピーに走るための私の準備
今日は朝起きたら雨がザーッと降っていたんですが、その後で止み間があるという予報でしたし、気温がさほど低くならないようなので、出撃することにしました。
先日、フェンダーも装備したのは、今年は沖縄の梅雨入りがだいぶ早かったからで、関東もグズグズし始めるという予報が立っていたからです。ことが起きてから騒ぐより、前もって準備をしておけば、当日のテンションも下がらずにいけます。
今回は、その他にぼくが雨上がりや雨の中を走る場合に気にしていること、あるいは準備をすることをピックアップしてみました。わざと抽象的に書いており、具体的なことは製品と一緒にご来店時に案内しますから、必要であれば店頭で聞いてください。
1:バイクへの準備
古いタイヤやゴムから油分が抜けてしまい、ちょっとしたことではあるが、摩擦係数が低下してしまうため、タイヤの状態をチェックする。ざっと言えば、半年以上経過したものは使わない。タイヤの種類も雨に強そうなものを選ぶ。ただ、これは”雨用”とうたったものを買えばいいという意味ではなく、あくまで自分の感覚として安心できるタイヤを選ぶということ。慣れていないタイヤや合わないタイヤを選んでも無意味。また、ブレーキがリムかディスクかにより、タイヤの選び方は違ってくるはず。ブレーキは止まるかどうか、あるいは制動力が濡れた環境でどのように発揮されるかをチェックする。この判断には経験が必要なので、普段から雨を怖がらず乗るようにしておく。雨量や環境によって、随時変わるはず。リムブレーキの場合、雨に強いシューに交換をする。泥除けの類は何かしらあったほうがよく、むしろ必須だと言える。持論として、「足と尻が濡れなければ、けっこうイケる笑」と考えている。つまり、不快感の原因を取り除く努力をする。SCULTURA ENDURANCEはフルフェンダーを付けることが容易だけれど、それ以外のロードバイクにおいても、簡易的に取り付けることができるはずだ。濡れるとチェーンオイルが落ちやすくなるし、砂や砂利で汚れやすくなるので、ライドの前後に状態をチェックする。
- タイヤ:古いものを使わないようにする。相対的に太めにし、必然として空気圧を調整する。
- ブレーキ:制動力をチェックする
- 泥除け:何らか装備
- チェーン:オイルを付けるのは当然として、状態をチェック
2:身体への準備
雨が降ると身体が冷えるので、ウォームアップ用のオイルを使う。ベースとなる気温からどの程度変化があるかによって、オイルの種類を吟味する(そこまで厳密ではないけれど)。オイルを塗ることで、暖める効果もあるし、雨も弾くので、体温低下を防ぐことにたいへん役立つ。雨が上がった後に晴れる予報であれば、オイルの下に日焼け止めも塗る。アンダーウェアは必須。その種類も、気温と環境によって吟味。今回は気温が20度近辺だったが、冷えることを心配し、ファイントラックのドライレイヤーウォームを採用した。メッシュで真夏以外には使える上に、結構ちゃんとした保温効果があります。ウェアはできれば濡れない方がベターなので、ベストなど着ていくか吟味する。アイウェアは見やすいものを使う。レンズカラーや種類は、それぞれの資格の癖で色々違うので、一概にこれが良いとは言えない。シューズカバーを装着する。雨上がりで、フルフェンダー装備なら不要だけれど、簡易的なフェンダーなら必須。シューズカバーは気に入ったものを用意すること。
- オイルを塗る
- アンダーを着る
- ウェアを検討する
- アイウェアを吟味する
- シューズカバーを装着する
3:気持ちへの準備
まず落ち着くこと。濡れているので安易に怖がらず、冷静に、きれいに乗ること。クルマと同じで”急”がつく操作は慎むこと。前車が自転車であっても、クルマであっても、車間を保つようにすること。早めに行動を起こすというとわかりにくければ、通常なら3秒先に同じ動作をしていてよいかどうかの判断をするなら、それを倍の6秒先にする。
4:目まぐるしく変化する環境に対して
雨が降ったりやんだり、あるいは曇ったり晴れたり、それを楽しむこと。バイクが汚れるのは気にせず、まずは楽しむのは大事。前述したように、足と尻が濡れなければ、結構いい感じで楽しいはず。雨の日は河川敷も空いているはずなので、その意味では走りやすいとも言える。それでもランナーは走っていることが多いので、自転車が少ないときほど、ランナーの動きには十分注意をする。ぼくは雨のときのほうが、なぜか楽しい気分になり、飽きないという経験が多くあるので、今朝のような天候の場合には、積極的に走りに行くことにしている。