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基本の「き」
ペダリングの基本はなんなのか。何なのでしょうね?それは一つの事柄が始点になるのではなく、いくつかの複数の要素になると思いますが、その1つはハンドルの握りだと思います。
「ハンドルなんてそのまま握ればいいだろう」
「なにか違いがあるのだろうか?」
と思われるかもしれませんが、ゴルフにしろ、テニスにしろ、野球にしろ、握りはとても大事そうであることは、容易に想像ができます。むしろ、握りを間違ってしまうと、やりたい動きができないだろうともわかると思います。
自転車は足でペダルを動かすわけですが、ハンドルも運動の中に含まれます。まあ、あたりまえですね…。そうであれば、ハンドルをどのように握るかを知らなければ、ペダリングに影響を及ぼしてしまうでしょう。また、使えるカードは多いほうが有利でしょう。無意識に上手にできる人は珍しいので、まずは意識的に、それが無意識になるように繰り返し行うと良いでしょう。
もちろん、どんな形であろうとペダルを早く回すことが絶対優位ではありますが、限界に近づいたとき、あるいは今の自分をより良い方向へ導く際には、技術こそペダリングにおいて最も大事なのだと気づくはずです。
これ以外の記事も読んでもらうとわかりますが、ぼくってこういう書き方をするやつで、喋りもこのまんまなのです笑。好き嫌いはあると思いますけれど、自転車でもロジカルシンキングしたい方は、お話が合うかもしれません。考えず、単に自分の意見を表面的にコミットメントして欲しい方には、合わないかも知れません笑。ただ、お会いして1回目からすべてをぶちまけるのは危険ですし、そのつもりもありませんから、皆さま側でぼくから聞きたいことをうまく吐き出して頂くようにお願いします笑
ザックリしたことしか書きませんが、詳しいことは当店のお客さんになって頂けると、いくらでも質問していただくことができます。
ポイントは小指
ポイントは小指と薬指です。ここを握らないと、何もできません。先程も言いましたけど、自転車はただ早く回せばいいと言えばいいので、フィジカル差のある場合には、技術以前に勝ち負けが決まります。ただ、自分がより良いペダリングをしたいとか、もっと速く楽に走りたいと思えば、考えてみるべきだと思います。
これはバケツですが、熱々に沸騰したお湯の入ったヤカンを持つことを想像しましょう。人差し指や中指を外してしまっても大丈夫ですが、小指と薬指を離してしまってはヤカンを支えきれないことがわかります。
コップやグラスでも同じです。大事なのは小指と薬指、特に小指です。
ブラケットを握る際にも同じです。この2本のうち、特に小指を話して握っている場合、ペダリングにも力が入りませんし、立ちこぎもおかしなことになるでしょう。ロングライドなどでもこを握っていないと、少なくとも指をかけておかないと、路面に凹凸があった場合などにはハンドルを離してしまうかもしれません。特に、シクロクロスやグラベルを走っているときにここを握っていないと、バイクをコントロールできないのではないかと思います。他の指はどうして使っても構いませんが、安全のためにも小指は必ずバーに巻いておくようにしましょう。
ハンドルの上を握る場合も同じです。ほぼ小指だけでいいくらいですね。薬指も軽く巻いておきましょう。なお、このピンキーリングは「ちんあなご」なのです笑。たぶん今の在庫がなくなったら終わりなので、スペアを買っておこう笑
ここからはアレンジです。
親指を掛けるか掛けないかでも、体の動きは変わります。使い分けられます。何を使い分けるの?というと色々ですね。
これもアレンジですが、親指の置き方、力の入れ方、位置などを変えることでも、ペダリングに変化を起こすことができます。ペダリング時にはずっと同じ筋肉を使っていると疲れますので、ペダリングの上手な人ほど、意識して使い分けを行います。姿勢そのものを変化させてしまう方法もありますが、それはかなりイレギュラーであって、変えすぎです。もうどうしようもないときにはそれをしますが、普段はちょっとしたことを変えて、凌いでいきます。
このようにハンドルは単に握るのではなく、使うことが大事です。ハンドルを使えないとペダリングがうまくいかず、ペダリングがうまくないと自転車に乗ることがうまくできず、コーナーがうまく曲がらず、いろいろと成長を妨げる要素になってしまうのでは?ということです。
なお、ぼくはハンドルを上から握るのではなく、肘を落として握ります。ハンドルは押すより、引くイメージが強いですね。
以上です。