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軽快車の整備も承っています
なんでもやるかというと、できる範囲でなので、できないこともありますが、基本的なトラブルには対処しております。できないのは電アシ関連でメーカー特有のものです。
今回はタイヤとチューブ交換、そしてBBから異音とガタツキが発生しており不安であるということでした。分解してみると、BBのベアリングリテーナーが破壊されていました。ボールも焼けてしまっており、グリスがない状態で一定以上の期間に渡って使用されていたことがわかりました。
自転車にもメンテナンスは必要です。3−4ヶ月に一度は点検に持ち込み、年に一度は預けて修理や整備を依頼しましょう。
ネジを切り直し、新しいBBを取り付けました。
空気はいれましょう
自転車を購入した際には「空気は抜けてしまうので定期的にいれて」とお願いしているわけですが、なかなか実行される方は増えているように感じません。やっている人はやっているわけですが、率はかなり低いです。空気が抜けた状態で走行するとパンクもしやすく、またタイヤが外れてしまったり、あるいは走りにくくなることが原因で事故に至るケースもあります。事故になれば、自分か相手の生命が脅かされる可能性が高まることを認識しなくてはいけません。
タイヤが限界以上に摩耗していることは、写真からも大変わかりやすいと思います。ゴムの下の繊維が露出しているのはもちろんですが、タイヤのゴムの劣化が激しく、機能しているとは思えません。また、タイヤの内側に残っているこの黒い粉状の物体は、タイヤの内側が擦れてできたものです。タイヤの空気が抜けたまま走ってしまうと、チューブによりタイヤの内側が摩擦を受け、ドンドン削れて薄くなっていきます。チューブも同じです。そして、どんどんパンクしやすくなります。タイヤの空気を定期的に補充することで、パンクの原因の半分以上は減らすことができるでしょう。