バッグで豊かにするロードバイクライフ

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いまアツいマーケットの一つがバッグ

以前はレース用途に使われていた機材を公道で使い始めたところから始まったわけです。つまり、順番は逆で、しかも正確にその意味ではありませんが、GTカーのホモロゲーションを通すために公道で走れる仕様にしたクルマを一定台数販売するのに、結構近いニュアンスだったわけです。

しかし、いまでは市販マーケットのために設計し、作った自転車、つまり市販品とまったく同じものをレースでも使うようになりました。それこそ、こっちがGTカー的な流れでしょうか。

また、ロードレーサーという言葉の概念は拡張されました。ドロップハンドルがついているあらゆるバイクをロードバイクという名前で呼ぶようになりました。タイヤ幅ばかりではなく、フレームのジオメトリも多様化し、MTBという言葉で表す範囲と同じくらいロードバイクは広がってきています。

道具は楽しみ方の拡がりとともに多様化してきました。設計者が意図したことと別の用途に使う人が増えていき、設計者はその楽しみ方を製品づくりに取り入れ、製品は多様になったということでしょう。

ロードバイクがロードレーサーだったころ、無駄なものを排除し、極力シンプルにすることが乗る人びとから求められましたし、それがロードレーサーたる価値の一部だったと思います。しかし、それは不便でもあります。屋根のないオープンカーは屋根がないという開放感、エンジンから聞こえてくる音、そして他人からの視線を味わうために、快適な室内という利便性を捨ててしまうことを許容して楽しむものです。ロードレーサーはそういうことに似ていました。

ロードレーサーがロードバイクになり、市場が拡大されると、いろいろな人が使うようになりました。その中には、そうした不便性を受け入れがたく感じたり、あるいはもっと便利に使いたいと考える人もでてくるようになりました。また、長年ロードレーサーを楽しんでいた人の中には、実はその不便性をやむなく受け入れていた人もいたようで、便利化していくロードバイクの世界はどんどんと拡大されていきました。

自転車を便利に使うためにするポイントは以下の3点でしょう。
 ・収納性
 ・自立性
 ・快適性

でかいサドルバッグを卒業しよう

競技のため、遊びのための道具ではなく、モビリティとしてのポテンシャルを発揮するには、便利であることが必要になります。また、多くの人に自転車を利用していただく場合、便利でないと使っていただくことはできないでしょう。

それはロードバイクでも同じです。その中においての収納性の問題を、これまではサドルバッグというデバイスだけに頼ってきたわけですが、ぼくはサドルバッグに対して常々いくつかの問題を感じていました。
 ・使いにくい
 ・かっこ悪い
 ・走りにくい

一度収納してしまうと出しにくい、これは誰も感じることでしょう。コンパートメントを別にするような努力は見られるものの、ごっちゃになることが多く、しかもサドル下部という腰の一度同じくらいの高さにあるため、頭を下げて覗き込んだり、膝をついたりしないといけません。ぼくは大型サドルバッグを使った旅をしたこともありますが、中に何を、どの順序で入れるかを考えるのが面倒だったのを覚えています。あまり使わないものを入れる分にはいいと思いますが、日常に頻繁に使用するには不便だと思います。

あくまで個人的な価値観の話しなので、そう思わない方もいるのはわかっていますが、ぼくは大きなサドルバックをサドル下部に取り付けた上体が好きではありません。あくまで好みです。むしろ、ぼくと同じ価値観をお持ちなら、ORUCASEはあなたに向いています。ぼくはサドルバッグに入れるものををチューブ2本とタイヤレバーだけにしました。

ロードバイクで旅をするために

ぼくがロードバイクで50-100キロ乗る際に持っていくものは以下の通りです。
・財布類
・家のキー
・自転車用の簡易的な鍵
・携帯用空気入れ
・ポケットティッシュ(鼻炎なので)
・ジェル補給食(何があるかわからないので常備)
パールイズミのヘリウムバッグ

これらを大きなサドルバッグに入れることもできますが、先にほど書いたように便利ではありません。ORUCASEのトップチューブバッグ、ハンドルバーバッグ、フレームバッグを利用することで、自転車から降りることなく、中の物を出し入れすることができますし、より大きな容量の収納性をロードバイクに付与することができます。

ロードバイクは最低限度の荷物を持ち、走りを楽しむためのものだったのですが、”旅”をするには荷物が必要です。また、旅先で入手した何かを持ち帰る術も必要です。そのためにはORUCASEの商品はうってつけですよ。

ORUCASEはいいですよ

・軽い
・カッコいい
・使いやすい

製品はライダーによって考えられており、自分たちが欲しい商品を開発したのだとよくわかります。素材選びに関する妥協が少なく、設計は使い手に主体性をおいたもので、高い利便性と合理性を感じます。それぞれの製品の特徴やオーバービューは、代理店さんのアップしている以下の動画をご覧ください。

現在、ORUCASEをコピーする商品がいくつか登場していますが、オリジナルはここですよ。