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東京サンエスの「JFF」シリーズ
正確にはOnebyESU(ワンバイエス)というブランド名において展開されている、東京サンエスさんオリジナルjフレームのシリーズ名が「JFF」です。
東京サンエスではTESTACH(テスタッチ)というオリジナルフレームを展開していました。TESTACHは東洋フレームで制作されていたのですが、東洋フレームとの契約を更新せず、以降は台湾生産のJFFシリーズが始まりました。
製作する場所は変わったものの、東京サンエスさんが目指す製品のビジョンにあまり変化はなく、わたしたち日本人の体格や使い方にマッチしたオリジナリティあふれる製品をリリースしています。
当初はリムブレーキロード1モデルのみだったのですが、全日本選手権を9連覇した辻浦圭一さんと共同で開発したシクロクロスや、モダンに進化したディスクブレーキ搭載モデルのロード、シクロクロス、グラベルをラインナップするようになりました。また最近ではチタン合金も素材として取り入れ、信頼でき、日本人にフィットしやすいチタンフレームを発売しています。
当店でも取り扱いしています。
シンプルな作りになりますから、長く遊べそうなところが魅力ですね。今流行の何かではなく、新しいなにかでもない、その代わりずっとそこにあり続け、またかつてあったものも想像させる。どこかノスタルジックでもある。ぼくはこういう製品が好きなんです。情報がたっぷり詰まった流行りのラーメン屋より、昔なつかしい、あるいはシンプルに無駄な情報を切り捨てた結果残った芯の強い製品が好きです。
カラーはお好きなように
カラーは自在にイラストを描くなどはできないものの、シンプルなワンカラーでオーダーすることができます。たったこれだけのことですが、なぜか自転車を買うまでのプロセスがとっても楽しくなるので不思議です。「白もシンプルでいいな。でも、シルバーもいいな。いや、ここはちょっと派手ないろにしようか!むむ?ディープ・パープルもいいぞ!」と考えるだけでワクワクします。
フレームが出来上がって手元に来るまでには1〜2ヶ月程度の時間は必要ですが、それもまた楽しい待ち時間になります。フレームのカラーはパーツのカラーといろいろコーディネートを考えるのが楽しいですね。
個性と性能のバランス
単にファッション性を追求したり、個性的な自転車を作るだけではなく、JFFはしっかりと走れるというところが大きなポイントの1つです。珍しいものではなく、新しい定番となりえます。それはかつてTESTACHで実現されていたことであり、東京サンエスさんの役割でもありました。もう一つのセールスポイントは、その上で信頼できるということが挙げられます。自転車では輸入品の中に出自の怪しい製品も多く見られるようになりました。そんな現代の混乱した情報社会において、”安心して買えるもの”がJFFにより提供されます。
次なるモデルは
まだまだ次のモデルが開発されています。最近では結構見かけるようになってきましたし、ファンも獲得しています。
心置きなく旅を楽しめるように設計した初のアルミツーリングフレームとカーボンフォーク
人間とモノを運んでくれる乗り物としての自転車旅を想定に、ロングライドジオメトリーにユーティリティー能力に優れたアイレットを多数設け、丈夫なアルミに柔軟性を持たせる加工を施すことで快適性も追求している。
発売予定時期:2023年8月下旬~(詳細発表時期:2023年7月下旬)
レースを戦い楽しむアルミCXモデルをなおいっそう軽快に操作できるようアップデート
多くのライダーに応えるJFF CXシリーズは日本のレースをターゲットとし、人気の#807をアップデートした「Z」は細部の追加変更と軽量軽快な新型カーボンフォークも加えて、更にSO値668mmのXSサイズも追加。
発売予定時期:2023年8月中旬~(詳細発表時期:2023年7月中旬)
快走クロモリスチールをより軽快感が高まるようにリニューアルしたオールロードモデル
ファストランにロードツーリング、軽快且つしっとりと、時にアクティブライドもこなすクロモリディスク。前作#701Dからチューブを変更しRITCHEYエンド採用で軽量化を実現。シンプルを追求したオールロードモデル。
発売予定時期:2023年11月上旬~(詳細発表時期:2023年8月上旬)
上質なチタンフレームを更に快適志向にバージョンアップしたオールアラウンドモデル
高度な職人技により複雑な形状をチェンステーに施したことでチタン素材の極上な快適性を更に高め、CX系の新型カーボンフォークを選択肢に加えたことで、オンオフ2種の趣向に対応したオールアラウンドなモデル。
発売予定時期:2023年7月上旬~(詳細発表時期:2023年6月上旬)