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Eロードバイクの新たしい選択肢
BESV JGR-1.1はBESVがラインアップする多くのEバイクシリーズに加わった、新しい製品です。ロードバイクの形状をしており、バッテリーをダウンチューブの中に内蔵しているため、あまりEバイクであることを主張しないデザインであるという印象を受けます。
内蔵バッテリーとリヤハブモーター
肝心な動力補助はリヤハブに備わっています。BESVでは多彩なEバイク設計に対する自由度、あるいは修理の際の低コスト化などから、多くの車種でリヤハブモーター式を採用しています。モーターをハブに内蔵するか、あるいはミッドマウントモーターにするか、その自転車の設計の見どころでもあるでしょう。またそれは、ユーザーがその自転車でやりたいことに対してマッチしているかどうかにとても大切です。単に「Eバイクは楽だから」、そして見た目だけで選んでしまうと失敗しかねませんから、お店で相談しましょう。
非常にスマートな印象
JGR-1.1にはEバイクに必ず付いているデイスプレイがありません。トップチューブに内蔵されたスイッチのみです。電源のオンオフ、あるいはアシストモードの切り替えもここで行います。バッテリーは内蔵式となり、取り外すことはできません。充電は本体に直接プラグインする方式となるため、ご自宅での充電環境には確認が必要です。バッテリー容量は360Whです。走行可能距離はまだ発表されていませんが、おそらく100キロ以上は走行可能だろうと思います。
JG1の後継ではない
JGR-1.1はJR1、JG1に加わる新しい選択肢です。ロードバイク形状である3つのモデルから、ユーザーそれぞれの用途に応じて選択することができます。これまであった2つのモデルと比較して、よりロードバイクに近い乗り味になるのではないかと思います。しかし、Sサイズでのヘッドチューブ長が145ミリとやや長めに設定されていますが、160ミリを越えるようなスタイルではないため、やはりロードバイクらしい乗り方になるかと思います。チェーンステイの長さからも、タイヤクリアランスに対する配慮はみてとれます。あるいは細めのタイヤ(とはいえ、32Cくらいは必要だと思いますが)を利用して、スポーティーなEロードバイクとして利用することもできそうですから、けっこう使い方の幅は広そうに思います。リヤハブモーターの場合、タイヤやチューブの交換が大変だと思われるでしょう。確かにホイールはナット留めですが、モーターからのケーブルは外装式になっているので、大した障害になりえないと思います。
予約受付中
現在は発表された段階であり、発売は6月からとなります。サイクルモードでの展示もありました。現在はご予約を承っております。
なんか面白そうだなと思われたら、お気軽にご相談ください。
モデル名 :JGR1.1(ジェイジーアール)
発売予定日 :2023年6月予定
予価 :468,000円
カラー :Mystic Green
重量 :S(455mm)=17.2kg、M(490mm)=17.3kg
バッテリー :360wh(36V/10.0Ah)
充電時間 :2.5時間(4A充電器)
モード : Eco/Power、Smart
変速 :外装11段(シマノ GRX 11S)
ブレーキ : 前後油圧ディスクブレーキ(シマノ GRX)
タイヤ : 700×40c/仏式(MAXXIS RAMBLER)