ERGON BT ALL ROAD バーテープ

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新発売なの?

いつ発売したのかわかりませんけど、気づいたらこんな商品があったので、まずは自分のバイクに巻いてみました。

さすがのERGONですね

MTBのグリップはERGONが好きで、高くても使ってます。なお、普段遣いのデイパックもERGONを使っており、ぼくの中では良い商品をリリースするブランドとして認識してます。

というわけで、今回も期待はそれなりにあって、「まあ変なものではないだろう」と察していたんですが、実際に巻いてみるとさすがはERGONだなという出来栄えに驚きはありました。

海外のレビューでは固くて巻きにくいとか、黒がグレーっぽくみえるから黒とは言えないなんて書いてあったんですが、重箱の隅をつつくとはこのこと。伸びは少ないが巻きにくいと言うほどではなく、色は好みの範囲なので問題ない。むしろ、ぼくのSCULTURA ENDURANCE 4000のようにマットカラーの自転車にはとっても似合いますよ、これ。

ただ黒いのではなく、表面に施された模様が演出になり、ただの黒いバーテープには見えないところがむしろ良い。

あと、少々高いという話もありますが、いまどきの良さげなバーテープはどれもこのくらいの価格なので、特に高いという印象にはならないでしょう。

このBTバーテープには
ROAD
ALL ROAD
GRAVEL
と3種類あります。
違いは厚み、表面のパターン、カラーバリエーションです。

ハイグリップなバーテープはちょっと前から増えてきました。ただ、表面の耐久性があまりなかったり、クッション性に欠けるものなどいろいろとあります。このERGON BT バーテープはグリップは抜群によく、厚みを用途に合わせて選ぶことができ、耐久性も高いなど、総合点が高い、ERGONらしい製品になっています。

リザードスキンはグリップ力は高いけれど、表面の耐久性があまりない印象があります。それとスティッキーな印象があって、グリップというのとはちょっと違うのではないかと思っていました。つまり、ベタベタする気がするんですね。あと、色合いが派手すぎるものが多く、使えそうなカラーが意外と少ない。厚みは選べるのですが、厚くなるにつれて動きすぎるというか、柔らかいのも気になりました。

SUPACAZは今かなりの人が使っていると思います。耐久性も高く、グリップやクッション性のバランスもいいと思います。また、エンドプラグにもこだわっているなど、そのファッション性により購入される方も多そうです。ぼくの感想としては及第点というか、可も不可もなくという印象で、飛び抜けていいというかんじはありません。カラーバリエーションが豊富で性能的にも使いやすいので、それがいいところだと思います。

そして今回のERGONですが、触った感じがMTBののグリップっぽいです。リザードスキンのようにベタつきはなく、しかしSUPACAZより数段グリップは上です。ALL ROADは2.5ミリとありますが、SUPACAZのクッシュバーテープよりやや厚い程度でした。直径で1ミリ位変化します。その他、2ミリのROAD、3ミリのGRAVELもあるので、バリエーションが豊富です。

表現しにくいですが、薄手のバーテープのようなソリッド感がありながら、適度なクッション性と抜群のグリップを発揮してくれそうです。

これはよいものです。

ERGON BT ROAD バーテープ
6,380円

※黒以外は7月以降入荷予定