意外なほどよかったもの

この記事は約 2 分くらいで読めます

Passchier(パッシエ)

パッシエはニュージーランド南島の街クライストチャーチにある小さなハンドルバーメーカーです。 竹を原材料としたカヤックパドルの職人として40年以上のキャリアを持つダーク・パッシエが、そのノウハウを活かしたユニークな自転車用ハンドルを製造しています。 板状に加工した竹を何層にも重ね、熱をかけてプレスした積層材から作られ、素材が持つしなやかさと柔軟性によって生まれる”しなり”により、カーボンや金属ハンドルでは真似のできない高い振動吸収・減衰性能を持っています。この”しなり”によって手や肩が受ける振動や衝撃を効果的に緩和することで身体へのストレスや負担を軽減。快適な走りを提供します。

竹のハンドル

竹といっても、よくみる孟宗竹ではなく、マダケ(苦竹・真竹)だと思います。孟宗竹は弾力性にかけ、建築や農漁業用資材として利用されていますが、かごなどの編組には向きません。 たけのこは春一番に発生し、春の味覚の王者と言われています。真竹は弾力性があるなど優れており、建築や竹細工に利用されています。

板状の竹を何層にも重ね、熱をかけてプレスした集積材から作られており、素材が持つしなやかさと柔軟性によって生まれる「しなり」により、カーボンや金属ハンドルではまねのできない高い振動吸収・減衰性能を持っています。手や肩が受ける振動や衝撃を効果的に緩和することで、身体へのストレスや負担が軽減され、快適な走りを可能にします。

色ものではありますが、ちゃんと使えそうでした

単にスタイルだけのものや、見た目だけなのかと思いきや、実物を見せてもらうとこれがなかなかおもしろい。しなる、とにかくしなる。すんごくしなるw

これを街乗りMTBに使ったら良さそうですし、リジッドフォークにした軽量MTBでツアーするなんてのも良さそうですな。手元がラクなのはいいですよね。

製品の特性上、大きなインパクトを受けるMTB競技や過酷な環境下での走行や使用には適していないとされるものの、そこそこグラベルを走ったり、未舗装路をツーリングするくらいは大丈夫そうです。ツーリング用ですね。トレイルライドをしたり、ジャンプしたりしたらダメです。使っていて壊れたら、その時にはダメだったということなので、保証対象にはなりませんw

Gump 650・760

長時間のライディングでも腕や肩に負担の少ない22 度のバックスイープを持つPasschier を象徴するモデル
36,000円

・仕様
ハンドル幅 650mm  ・ 760mm  の2 サイズ
クランプ径 31.8mm
・重量 330g(Gump 760) / 250g(Gump 650)

Astaire 620

市街地での使い勝手や街での取り回し易さを狙った10 度のバックスイープを持つフラットモデル。
33,000円

・仕様
ハンドル幅 620mm
クランプ径 31.8mm
・重量 225g