BESV PSF-1のグリップを交換してみた

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大事な3つのル

何を今更って感じですし、こんなことを店頭で説明するのは、ぼくみたいなおじいちゃんだけでしょうw

「よぉ若いのぉ、自転車にはなぁ、3つの大事な「ル」があるのじゃよ…。それはな、サドル、ハンドル、ペダルでな…」

やはり手に触れる部分は大切だよねってことなんですね。どんなふうに大切かというと、快適性はもちろんのこと、力の入り方も変わるので、ロードバイクなんかですと、ペダリングが変わったりします。

ともかく、自分の気に入ったキーボードやペンがあるように、インターフェイスへのこだわりは多くの人にみられるのではないでしょうか。むしろ、インターフェイスが同じなら、まるで同じ自転車のようにも感じるくらい、自転車における身体性を感じるたいへん大事な部分だと思います。

標準はこれ

BESV PSF-1に標準で装備されているグリップはこれです。なんということはない、普通のグリップではありますが、昔でいうODIのマッシュルーム的な(これまた自転車界のおじいちゃんにしかわからないw)やつで、悪くはありません。

悪くはないんですが、より良いものと比較した場合には不満が残ります。手のひらというのは凹凸がありますので、それに合わせた形状の方が隙間ができなくていいですし、圧迫が均等になるように感じます。”手に馴染む”という感じでしょうか。

というわけで交換しました。

HERRMANS(ヘルマンス)

HERRMANS(ヘルマンス)のプリメルゴ ジェット コルク
4,400円

に交換しました。

まず形状がいい。良さそうです。ERGONから流行ったような形状をしています。その意味ではERGON製品でも良かったのですが、今回のもう一つのポイントはコルクにあります。でもこれ、実はコルクではありません。コルクに見えるラバーなんです。手のひらに馴染みの良い形状であり、なおかつERGONの思い切りラバーな赤や青のグリップではなく、コルク調のラバーで、さらに表面のテクスチャもこだわっているので、中身も外見も満足できると思い選択しました。これ、本当にコルクにしてしまってもいいと思われるでしょうけど、そうすると汚れやすく、しかも汚れが落ちなくなってしまうんですよね。想像しやすいと思いますけど。

さすが

グリップはピンからキリまでいろいろありますけど、やはりちゃんとした製品を買う意味はあります。使いやすく、扱いやすく、そしてちゃんと使えます。ロックオンタイプのグリップが増えましたね。でも、いくらネジを締めても止まらないようなグリップもありますし、まったく止まる気配がないものもあったりします。もちろん、ハンドルバーとの相性もありますが、さすがはヘルマンス、そんな相性の壁を乗り越えて、ピタリと止まります。こういうものは安心して販売できますね。エンドキャップを閉じた状態も一体感があってスマートですばらしいです。

全体の色合いもいい感じ

良い感じですね。ゴールドとコルク色がカジュアルさを演出しています。この冬は、またこれを電車に載せて、町探検をしてみましょう。