今回はBESV PSF-1を持っていきました

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コロコロコロは楽チン

いやー、久々にコロコロしましたけど、本当にラクですね。この形にするまでは約2分です。めっちゃ早いですね。後輪を折りたたみ、フロントフォークをたたみ、ハンドルを折って、カバーをかけるだけです。重量バランスに癖はありますが、慣れればなんということはありません。

ここは品川の駅です。京急の乗り換え改札から新幹線改札へ向かうようです。ここは割と距離があります。まっすぐですが、左右にホームへの階段があるので、色々な方向へ歩く方がいますが、こちらがゆっくり歩くことで回避可能です。さほどストレスは感じません。むしろ、速度も上がりにくく、ペダリングもちょっと大変で、ハンドリングも不安定な小径車とはいえ、Eバイクを転がして歩くことができるのは大きなメリットだと感じます。さて、今年の冬もこれを転がして何処かへ行きましょう。

ちょっとした移動にぴったり

小径車というのは、そもそもちょっとした徒歩の代替に使うのがちょうどよいと思います。こだわりを持つ方は、小径車であらゆることをしようと試みたり、小径であることにプライドや魅力を感じると思います。しかし、合理性において考えれば、やはり一定上の長い距離の移動は通常ホイール径の自転車と比較して大変ですし、乗り心地もよくありません。これは小径である限り仕方がないことです。もちろん、一部ではクラスを超えた性能であることが人気の小径車もありますが、あくまで他の人と違うことをしたい人向けであって、マニア路線だと思います。まして、Eバイクに乗るようなライトユーザーからすれば、小径であることに対してそこまでこだわるのは非合理に思います。あくまで趣味ですし、小径車の魅力はカジュアルな普段着でそのまま乗れること、あるいはちょっとした距離の移動を気楽にすることができることです。多少不安定で片手運転は怖くて無理でも、路面の段差に気を遣っても、速度に頭打ち感を感じても、やはりカジュアルであることが大きな魅力だと思います。

今回は三島駅から沼津駅までの移動をメインに使いました。あるいは田京駅からMERIDA X BASEまでのちょっとした移動にも使いました。PSF-1は舗装路で転がすのは大変なので、組み立てて走ってしまう方がラクなのです。ぼくはBESVのPSシリーズを買うなら、ダントツでこのPSF-1が良いと思います。PS-1やPSA-1の場合、クルマをお持ちの方であれば積載して移動も可能ですが、PSF-1であれば輪行も可能です。

ちょっと寄り道

MERIDA X BASEでディーラーキャンプを終えた後、三島駅からPSF-1で沼津まで移動しました。移動する間、三嶋大社、源兵衛川、柿田川湧水に立ち寄り、沼津港では沼津港深海水族館を観たあと、昼食を食べて、沼津駅から帰るルートにしました。



静岡といえば、お茶とみかんも有名ですし、日本で一番水深の深い駿河湾や二番目に深い相模湾で取れる海産物も有名ですが、お酒も有名ですね。お酒といえば、米と水。その水のきれいな場所をいくつか見てきました。ほんとうに美しく澄んだ水が湧いてくる様子は、今も昔も変わらないものを感じました。

柿田川湧水も素晴らしかったです。あの水の量はほんとうにすばらしいですね。この日は暑かったので入りたかったですw

最近では噴火するかも?と危機感を煽る人が多い富士山ですが、日本の他の場所でも、火山の危険性と魅力がすべてその土地に対してのいろいろな恵みを与えてくれているんですよね。ぼくは旅行先で火山を見て回るのは大好きです。

深海水族館へはずっと行きたかったので、ようやく行くことができて、うれしかったです。深海の魚を飼うことは難しく、魚にストレスを与えるのに…と責める声もありますが、底引きやなにかで偶然かかった場合に水族館で引き取る場合もありますし、貴重な生態を観察できるチャンスなので、ぼくはありがたく思っています。残念ながら、この日はメンダコを見ることができませんでしたが、それ以外の多くの珍しい魚たちを見ることができ本当に楽しかったです。中でも、ここで有名なのは冷凍保存されたレティメリア科のシーラカンスです。シーラカンスは魚の名前ではなく、仲間全体の呼称であって、よくイメージされるのはラティメリアという種類で、現在はアフリカシーラカンスとインドネシアシーラカンスの2種類の生息が確認されています。剥製もあるのですが、冷凍された個体はこの施設にあるだけです。

チンアナゴの巣穴が見えるようにした展示と、シャコの巣穴も同様に見えるようにしているのはおもしろかったです。また、ヤマトトックリウミグモという謎の生物もはじめてみました。すでに閉館してしまいましたが、油壺マリンパークにあったメガマウスの剥製展示もありました。研究としては解剖するべきですが、このように展示してもらうのもすばらしいですね。ここは、ミツクリザメやウバザメやラブカなど、他の深海鮫も飼育し、死んだあとには剥製にして展示しているので珍しいものも見ることができました。

街ブラに最適なBESV PSF-1

とにかく輪行がラクなのが最高です。担がないといけない機会はありますが、ほとんどの上下移動はエレベーターでできます。新幹線内では、大型荷物席を予約することでストレスなくいられます。他の自転車でも臨港はできますが、Eバイクであれば、どんな場所でも、どんなルートでも楽しくはしれます。グルメ旅にピッタリですね。