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これまでもメリダとともにやってきました
6日は定休日を利用し、神奈川県中井町にあるメリダジャパン本社まで横浜にあるサイクラリーkirinの遠藤さんと一緒にミーティングに行ってきました。みなさんにメリダの魅力をもっともっと知っていただくためにどうしたらよいのか?どうすべきなのか?いつもいつも考えていることですが、それについて約5時間、代理店さんと一緒に考えました。店舗からこのようなミーティングなどの提案をし、それを受けて時間を作って頂けることはほとんどありませんので、店舗としてはありがたく思っています。
普段、メリダユーザーの皆さんから頂いた意見は、ぼくらディーラーを通じて、代理店であるメリダジャパンへ伝わり、それは台湾にあるメリダ本社へ伝わっていきます。そして、ドイツにある開発拠点メリダR&Dは、それらの内容を次の製品へと活かしていきます。
製品の説明には「プロ選手の要望により」とあったりしますが、一般の方からの意見も同様に大切です。どちらがではなく、ともに大切だと思います。選手とチーム、あるいはメーカーの間もそうであるように、お客さんとディーラーもまた信頼で結ばれている必要があり、そのためには対話が必要です。もし、メリダの商品を評価したり、あるいはメリダの商品がもっと良くなって欲しいと願う場合には、お店の人とできるだけコミュニケーションをする時間をとっていただくほうが良いと思います。特に新型コロナ禍以降はオンラインだ、メールだ、SNSだといろいろありますが、結局のところ、実際にあって会話することに対する代替は不可能だと思います。やはり人間は会いに来る人の、会った人のことを信じ、そして心が通じ合うものだと思います。
ぼくと遠藤さんは、パートナーショップとメリダジャパンの間にももっと対話が必要だと考えました。今までも行ってきましたが、規模の拡大とともに、だんだん足りないと感じることも出てきました。また、時代の変化とともにやるべきことも変化してきました。そこであらためて時間をとっていただき、どうしていくべきなのかを考えてきました。
ぼくや遠藤さんはメリダパートナーショップという制度ができる以前からメリダディーラーとなり、メリダの日本での販売や広告に常に関わってきました。そして、日本で最初のメリダパートナーショップとなり、現在では22店舗ある全国のメリダパートナーショップの中では最初期から続けている店舗となっています。今回はそのような状況にあるという自覚とともに、古くから関わってきたからこそ築けたメリダジャパンとの信頼関係を元にし、率直な意見の交換を行うことができました。
社内や倉庫の見学もさせてもらいました。ミヤタサイクルのEバイク組み立てブースでは、ていねいに1台ずつエラーチェックをしながら手作業で組み立てていく様子を見学できました。技術力をうたうミヤタサイクルだからこそできる現場での作業は、同じ組み立て整備をする人間として感動しました。箱を開けるたびに、海外で組み立てられる自転車と比較して、作業精度がすばらしく、ていねいに梱包されている様子には、毎回驚かされます。過剰といえば過剰ですし、同じ作業ができる人への投資の持続性などに課題はあるものの、これはこれで日本の自転車メーカーであることの誇りでもあり、魅力の1つなのだろうと強く感じました。(これだけていねいに組まれた自転車はそうそうないですよ…)
今後もメリダとともにやっていきます
他の代理店では社長と直接ミーティングすることはまずありません。今回は営業や開発のトップの方も参加してくださいました。話しをするにはお互いの信頼が欠かせません。これは台湾本社もそうで、メリダは各国代理店からの要望を聞いてくれたり、良い自転車を作るために、あるいはメリダの魅力を伝えるために意見を聞いてくれる風通しの良さを持っていますし、その上でお互いの信頼を高めあっています。
我々はみなさんにメリダ及びミヤタサイクルをいろいろな面から知っていただき、魅力を体感し、サイクリングが皆さんの生活を少しでもベターなものになればいいと願っています。
メリダジャパンとメリダパートナーショップは主従の関係ではなく、ともにメリダを愛するパートナーとして、日本のメリダコミュニティやユーザーを支えていきます。