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何かあればお店へ
普段の自分の身体を観察する場合と同じです。「あれ?」と思うことがあれば、SNSに聞かずに、店に行って話たほうがいいと思います。
すぐに解決することが大切なのではなく、自分に都合の良い答えを見つけることがいいのではなく、解決に際して時間をかけ、その過程でコミュニティと自分をつなぎとめることが大切で、そこにはコストをかける価値があり、それが近未来の自分や他者のサイクリングを支えるんだと思います。
もちろん、店に行けば「必要なものはコレで、このようにせよ」と物品購入を伴うレクチャーになるでしょうが、まあ、それはそういうものです。聞くだけ聞いて、モノは別でとはなりません。ぼくは自転車以外でも同様に、コミュニティによる支えなしに、SNS(動画含)さえあればなんとかなるとは思えません。
すぐに答えを出そうとすると、最も安易な結論を選びがちです。また、”わかりやすく”伝える人びとは、それを見る人に対して成長を願ったり、物事を深く理解してほしいと思っているのではなく、単に”PV(あるいは注目)を集めたい”と思っているだけです。また、SNSでは相手に都合の悪いことは言わない決まりになっています。つまり、自己実現のためだと言えます。
物事はそう単純ではありません。140文字では表現できませんし、人びとが理解し合うもまた同様でしょう。最初は難しく思っても、長く話しているとわかりあえた経験はありませんか?そして、実際に会って話すことは大切だと思います。
ですから、ぼくはメディアには
「自転車屋さんと話そう」
キャンペーンをやってほしいですね。
話せばわかります。ぼくはそう信じています。そして、話さないと、お互いにとって明るい未来は訪れないと思います。