MAXXIS REAVERを使ってみた

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タイヤを交換した

SILEX 4000のタイヤをランブラーから、同じマキシスのリーヴァーへ交換しました。サイズは変えず、700x45Cです。オフロードのみならず、オンロードでも45くらいある方が安定して走りやすいと感じます。もちろん、上りや平坦では細い場合と比較して速度は出しにくいでしょう。しかし、「重たい」かというと、それは「漕ぎ方次第」だと思います。「軽いものには軽いものなりの、重たいものには重たいものなりの扱い方がある」と思います。道具を選ぶ場合、「変えたことで失われる要素」に着目しすぎると、新しい目線を得られなくなりますので、うまく使うようにしてみたほうが良いと思います。

リーヴァーは本当にすばらしいタイヤだと思いました。

マキシスはロードバイクだけ乗っている人の中では知名度が低いのでしょうけれど、MTBに触れている人にとってはおなじみのメーカーです。マキシスは何でも優秀だと言いたいのではなく、「オフロード系タイヤをわかっている」という意味です。マキシスはチェンシンタイヤという台湾のタイヤメーカーの中のスポーツブランドで、自動車用のスポーツタイヤは北米にも輸出されており、知名度もあります。実はチェンシンタイヤはメリダの裏にあり、両社はとても良い関係を築いています。

オンロードと比較してオフロードでは、「転がりの軽さ」にしても条件となる環境変化の幅が大きいので、小石、ガレ場、砂地、重めの芝、軽めの芝、泥などいろいろな条件で試されます。また、路面でのタイヤの動きは縦方向しかないと思い込みやすいオンロードに対して、タテ・ヨコ・ナナメと3次元的に動き続けるオフロードでは、常に路面とタイヤとのコンタクトレベルや感触を確かめつつ走る必要性が求められます。

ほんとうにどっちもいける

マキシスのリーヴァーについて一言でいうなら、「泥以外は何でもこなしてしまうすばらしいタイヤ」です。しかも、けっこう高いレベルでいけてしまいます。これに驚きました。使用する前の予測では、もう少し砂利やガレ場に弱いと思っていたんです。面で捉えるにしても、左右方向へズレるかなと思っていましたが、コントロールしやすく走りやすかったです。ぼく自身がもう少しこのタイヤの使い方に慣れていき、サイドノブをちゃんと使うことができるようになれば、更に使える幅が広がりそうに思いました。

リーヴァーを使ってからランブラーを見てみると、かなりオフロードよりのタイヤだと改めて思いましたし、舗装路での走りの重たさも許容できると感じました。たいせつなことは、それぞれの人の目的とタイヤの路面への当て方だと思います。こういう話はロードバイクでは出てこないでしょうね。だから、タイヤは面白いんです。

MAXXIS REVAER
9,900円

サイズ:700x40C、700x45C
カラー:ブラック、タン