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今年もやるよ！
はじめて開催したのは2007年、ぼくが某店に勤めていた頃でした。そのための試走に行ったのは、2006年7月18日。記念すべき日です。あのときは雨でした。ぼくはサポートカーを運転し、試奏する3名を追走、あるいは先回りしていました。いまでも、あのときは楽しかったことを思い出します。
あれから20年近く経つんですね。20年かぁ、長いですね。あの頃とはいろいろなことが変わりましたねぇ。当初とはゴールも変わりましたが、現在のゴール地点も桧原湖畔であり、北方に数キロ移っただけなので、土地の雰囲気はあまり変わっていません。あの頃のままです。
いろいろ考えてしまうと別の方向に行ってしまうので、この辺にして、昨年の記録を載せておきます。
ゴールを目指して自由に走るイベント
このイベントは、スタート地点やスタート時間を走者自身が自由に決定し、ある程度の範囲で決められたゴール時間に同じゴールへ「集中」するというライドイベントです。
走る距離、コース、目的はひとそれぞれ。みんなで走る楽しさもありますが、自分で旅を作る楽しさもあります。一人旅が苦手な人もいるでしょうけど、すべてを自分で賄うということは、人間が自力でもっとも速く移動できる自転車の根源的な自由さに繋がります。
楽しさはルートづくりから始まります。どこを通ってもいいのです。ただ、そう言われると迷ってしまうものですから、何を目的にするか考える時間が必要です。集中ライドはその時間から楽しめます。参加者の自転車もロードバイク、グラベルバイク、マウンテンバイクやEバイクまで多種多様ですし、家族の都合により現地まで来るまで移動する方もいらっしゃいます。自転車イベントというと自転車にある程度乗れる人しか参加できない場合が多いですが、集中方式であればどなたでも参加することができます。
昨年は10数名の方にご参加いただきました。当店では現在、明確なクラブのようなものはありませんが、かつてあったコミュニティに所属、あるいは協力頂いた方にお声掛けして、年に一回のイベントを継続しています。参加者にはこちらからお声掛けしており、新規での募集は行っておりませんが、2024年も開催する予定です。
みなさまも集中方式のライドを開催してみてください。
