ブレーキキャリパーの交換

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ロードバイクも指一本

「何本指でもいいじゃないか」
という意見をもらうこともあるのですが、我々としては(一体どの勢力なのか知りませんが)断固としてブレーキは指一本で行うことという主張を一貫して通しています。理由は安全性を伴う操作性です。

MTBではワンフィンガーブレーキはもはや常識として理解されています。その理由を理解してもらうのには、自分の手の指を動かしてみるとわかります。人間は手のひらの人差し指だけが単独で動かすことができるのですが、中指を動かしてしまうと、薬指や小指も連動して動いてしまいます。ですから、ハンドルバーを握っていることができなくなりますので、大変危険ですし、フォームも崩れます。

人差し指一本でブレーキを握り込むためには、ブレーキレバーのクリアランスに余裕が必要です。というわけで、ブレーキキャリパーをRX400からRX801への交換を行いました。

キャリパーを交換

RX801と7100系105はデザインが違うだけですからどちらでも良いのですが、グラベルバイクにはやっぱりGRXをつけておきたい気分になります。「以前のモデルよりもパッドクリアランスを15%向上させた」とありましたので、レバークリアランスも拡大するのではないか?と思って交換してみたのですが、うまくいきました。これで指一本でブレーキングすることが容易になりました。

ピストンの出しろを調整

取り付け後、どうも左右のレバーに動きの違いがみられましたので、ピストンの動きを向上させつつ、左右が均等に動くように調整を行いました(ただし、正確にはシマノは左右均等には動かない仕様)。これによって動作はほぼ完璧。次のライドが楽しみになりました。