トレランデビュー

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トレイルランニングはじめました

ここのところ何年か、ランニングを嗜んでおりました。自転車で走るより、ランニングする機会のほうが多いくらいでしたが、しばらく休んだりもしていたり、あるいは勘所がつかめなかったりで、ある程度以上のパフォーマンスを発揮できずにいましたし、土日に営業を休んでまでレースを目標設定することもなかったので、なんとなく走ることを楽しんでいたという感じでした。

ここ数ヶ月はそこそこ走って(とはいえ大した距離ではありません)きたつもりでいましたので、なんとなく、「トレランってどうなんだろ?」と思い始めました。思い始めたのは結構前でした。春くらいだったかな?夏はさすがに暑いですし、虫が嫌いなので笑、無理無理って感じだったんですが、台風がひとつひとつ通過していくたびに季節が変わっていくだろうということで、思い切ってはじめてみました。

ギアを買う

トレイルランニングに欠かせないものとしては、トレランザック、あるいはベスト、そしてシューズなどです。ベストタイプにするか、ザックにするかは迷いました。いろいろと考えた結果、PAAGO WORKSにしました。モデルは「rush 11R」。11とあるように、11Lの容量があるロングレース用ベストです。独自の高重心設計と多彩なポケット類が特徴です。実際に使ってみると、あまりにポケットが多いので「これは何に使うべきなんだ?どうなんだ?」といろいろ考えこんでしまったのですが、とりあえずの自分のやり方で試してみることにしました。ソフトフラスクは600mlのものを2つ買ったので、左右に装備。実際、今回は2時間半の活動時間だったもの、もう500mlくらいあっても良いと思いましたので、次回からはそのつもりで持って行くつもりです。

補給はすべてMAURTEN(マウルテン)。DRINK MIX 320 CAF100を1つ、GEL 100とGEL 100 CAF 100を1つずつ持参しましたが、GEL 100は食べずに終えました。自転車でも同じですが、補給食はやや余分に持っていくべきです。何があるかわかりません。大きなトラブルだけではなく、ちょっとしたトラブルによって30分や1時間とスケジュールが伸びてしまえば、その分だけカロリーが必要になるからです。

シューズはASICSのGEL-TRABUCO 12。ちょっと前に、同じASICSのNOVABLAST 4を購入しまして、フィット感もよかったためにチョイスしました。ランニングで使用しているシューズはMIZUNOとASICSと、なぜか国内メーカーのにになってしまいました。路面の感覚をリアルに感じつつ、必要最低限のクッション性を搭載したという意味では良いシューズだと思いました。TRABUCOにはTRABUCO MAXという製品もあります。室内で履いた際にはクッション感が過剰に感じたものの、走り終わってみると、それくらいの優しさがあってもいいかな?とも思いました。ただ、野山を駆け回るという野性味の魅力を考えると、MAXはちょっとやりすぎのような気はします。もし、ロングディスタンスのレースに出るなどする場合、あっても良いのかも知れません。

それにしても、TRABUCOのソールのグリップの良さには驚きました。滑っているような路面でも刺さりますし、リカバリーもしやすく、とてもいい感じでした。12というナンバリングがあるように、次期モデルは13になるでしょうし、このシューズを買い続ければ良いんだという安心感も感じます。

南高尾を走り回る

高尾山口をスタートし、そのまま高尾山に登頂したり、さらに奥高尾へ向かうルートは一般的にイメージされます。しかし、今回は高尾山口駅の南側の丘陵へ登っていき、そこから尾根道を登ったり下ったりしながらたどっていく。そして、最後は高尾山へ登頂し、高尾山口駅へ下山するという約15キロのルートを選びました。果たして、これが初心者向きなのかどうか知りませんが、調べてみた様子では、走れるのではないかと思ったのでそこにしました。

何年か前の春先か、秋口か、そのくらいの時期に高尾山口から陣馬山まで往復した覚えがあります。あの頃よりフィジカルは落ちていると思うので、そこまでの事ができるとは思っていませんでした。走り終わってみますと、わりと身体の準備ができてきているとも感じたので、また陣馬山のルートも走れそうな感じはしました。今月中に、お客さんと今回のコースを走る予定があったので、そのための試走を兼ねた今回のトレイルランニング。実に楽しい時間でした。

クルマや鉄道でのアプローチが一般的ではありますが、Eバイクでのアプローチを行って、そこからトレイルランニングをするという計画も楽しいのではないかと考えているので、今後は自転車だけではなくいろいろなものを組み合わせて楽しんでいこうと思います。