オーバーホール完了

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なかなか大変でした

オーバーホールが完了しました。かなりかな〜り汚れていたのですが、それらをさっぱりキレイに仕上げたので、お客さんも驚かれていました。もともとはセルフ作業で済ませていたのですが、誤りが沢山あったのでバサバサと愛情を込めてダメ出しして差し上げました笑

これはいけない

持ち込まれた状態では、ロード用ブレーキワイヤをクロスバイク用のレバーに使ってしまっていました。「手元にあったので」といっても、やってはいけないことはいけません。ブレーキは安全装置です。その安全装置は確実に組み付ける必要があります。「結果的に大丈夫だった」というのも、このような状態を許していいという理由にはなりません。なぜ自転車で傷害保険が義務になったのかを考える必要があるでしょう。

いろいろな部分に不具合が

人間の身体には、年に一度の健康診断やドックを行います。それらは自分自身では気付けないことに気づいたり、病気を初期の段階で発見し、治療したりすることは、健康寿命を伸ばすことに対してたいへん大事です。自転車に対しても、オーバーホールを以来いただくことで、ご自身では気付けない不具合やその予兆を修理・修正することができます。「普通に走れているので大丈夫」とおっしゃる場合がほとんどではありますが、果たしてその根拠とは?ということですね。実際のところ、自然治癒が見込める人体とは異なり、自転車は使えば使うほど悪くなる一方ですので、もちろん、使い方や頻度次第ではありますが、1〜2年の間に使用を続けた自転車には、何らかの不具合が発生していることのほうが自然なことですから、定期的なオーバーホール入庫をおすすめします。