フィッティングのご依頼をいただきました

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自転車はラバネロ。しかも新車。なんとまあ珍しい。

お話を伺うのがとっても楽しみなパターンです。

練馬にお住まいであっても、この令和の時代にロードバイクを買おうと思ってラバネロを買う方というのはある意味変態ですからね。(褒めてる)

日本の自転車の中でラバネロが作ってきた歴史やその意味を理解している人は、自転車に長く関わっている人全員でしょう。ぼくの知人にもラバネロ出身の人は多くいますが、皆さんちゃんとしています。自転車に乗るのがとても上手です。

フィッティング史上初ハンドルの握り方がわかっている方で「え、なんでわかってるんですか?」と聞いたところ、「高村さんがこれだけ教えてくれました笑」と。

さすがです。大切なことから伝えて頂いたので、おかしなクセもつかず、フォームの修正がスムーズに進みましたし、一貫性も維持できました。

自転車を納車する際に、STIレバーやハンドルバーの握り方を教えない、あるいは教えることができない店舗はけっこう多いんです。せっかくのリムブレーキ仕様にも関わらず、レバーの引きしろも間違っていたりします。野球を始める際にバットやボールの握り方を知らずにスタートすることはないでしょう。たしかに、中南米式に自由にというのはあるでしょうが、遊びでやることと、公道上を走り他者を危険を及ぼす可能性があることとは大きく異なると思います。また、なぜ基本を教えるかといえば、その先の成長に歪みや誤解を及ぼし、それを妨げるからです。基本を知らずに何年も過ごしてしまうと、素直に学びたいという気持ちはなくなり、中途半端にプライドを身に着けてしまい訂正が難しくなりますが、やる気があればいつでも修正は可能です。ご依頼ください。