この記事は約 5 分くらいで読めます
目次
キッズ用にもEバイク
当店でこの度、Panasonicのキッズ用スポーツEバイク「XEALT(ゼオルト) SJF」の店頭導入をすることを決めました。
店頭でのサイズ感や質感の確認から試乗までしていただくことが可能になります。
このキッズ用Eバイクは、自然を満喫するような大きなスケールのサイクリングだけではなく、日常の移動をより快適にし、子ども達自身の冒険心を下支えし、小さな夢の実現可能性を高めるツールとして利用できます。
「そんなに高い自転車を子供に買う人がいるの?」
そう考える方もいらっしゃるのはとても良くわかります。確かに相対的に高いと言えるでしょう。しかし、子どもたちの主体に立つと、XEALT SJFがあることで自由な移動を実現できる範囲はグッと広がることが容易に想像できます。実際に、乗ってみた子どもたちのコメントを聞いてもそうです。大人といっしょに街を走っていると、子どもたちはけっこう大変な思いをしています。「甘やかすな」という考えはわかりますが、実際にはペダルを一生懸命漕いでは大人に追いつくように、引き離されないようにすることでいっぱいになってしまって、周囲や安全に対する余裕がなくなってしまったり、実は自転車の移動が好きではなくなるなどのケースもあるのではないかと思います。
また、アクティビティとしての自転車を取り入れる場合、それは趣味としての自転車という意味ですが、他の趣味をする場合も同様に10〜20万くらいのコストがかかる場合があると思ます。より低コストな趣味もあるでしょう。どれを選ぶか、楽しむかは、それぞれの家庭次第かと思います。XEALT SJFによって「いまだ見ぬ景色や場所を自分の身体一つで、親と一緒になって満喫する楽しみ」は他に変えられない経験として記憶に刻まれるでしょう。
「子どものうちは体力を養うべき」
その考えはただしいと思います。人としての運動能力を向上させるように、体育教育も伴って実現されるべきだと思います。しかしながら、XEALT SJFはその精神や目標を否定するものではないはずです。「子どもは全員が元気いっぱいである」とは言えません。
いろいろな子どもがいます。個性があります。他のことは元気にやっても、自転車が苦手なケースもあるでしょう。また、うちの娘がそうですが、病気などが原因で生まれながらにして筋力が弱かったり、体重が増えてしまったりしたことで運動が苦手だと感じはじめた子どもたちが、運動に対して少しでもポジティブに考えられたり、運動を楽しむ経験を積むことで学校や家庭での生活に対してポジティブに思考する手助けになるためのツールとして利用できると思います。
先に書いたような「自転車を趣味として楽しむ場合」ついて、「自然の中で自転車を楽しむためにはまず体力が必要」だという条件でいえば、大人と同じです。自分よりも速い人について走る大変さは、サイクリストの方であればよく知るところでしょうし、それ以外の方でも想像することは難しくないと思います。
そもそもEバイクは高齢者や身体が弱い人から広まった
欧州でEバイクが大きく普及し始めたのは2018年前後のことでした。新型コロナウイルスがその原因となったのは確かです。しかし、それとは別に、「Eバイクによって、それまで自転車での自由な移動を楽しむことができなかった人びとがサイクリングをたのしむことができるようになった」こともまた普及を大きく加速させました。
身体が弱くて自転車を諦めていた人、あるいは自転車から引退した人たちが、Eバイクを利用することでサイクリングを楽しむことができるようになりました。これは子どもたちの場合でも同じだろうと思います。それでもなお、「子どもだからこそ甘やかさず、自力で漕ぐべき」という声が再燃するのでしょうけれど、ぼくが言いたいのは、「がんばってもできない人はいるよ」ということですし、「がんばりを少し減らしてあげることもできるよ」ということです。
子どもたち更に可能性を広げる
ぜひ、多少のコスト増を吸収できるご家庭の方には、子どもたちの可能性を新しく広げたり、また親子の間のコミュニケーションを親しくするために、XEALT SJFをご検討下さい。ぜひ、見に来てください。来週末くらいには店頭に並びますので、ご来店をお待ちしております。
何年くらい乗れるか
下の表は令和2年度の平均身長です。XEALT SJFの適応身長は135〜150cmですので、この表でいえば、8〜12歳まで5年間乗ることができることがわかります。あくまで平均ですから、ぼくのように12歳でも140cmあるかどうかだったり、2年生のときに買った自転車を6年生まで乗り続けるケースもあるでしょう。また、中学生くらいになると、男女ともに身体の成長が進むことで筋力もつきますし、アシストがなくても楽しめる子どもは増えることでしょう。また、小学生の頃がもっとも親と一緒に何かを楽しむ、いやむしろ唯一の?笑期間だったりもするでしょうから、XEALT SJFがカバーするサイジングはちょうどいいのではないかと思います。
うちの娘のように筋力が弱かったり、低身長だったりするケースでは、より長い期間使用できたり、アシストを必要とする場面や状況は多くなりますので、コストに対するバリューは高まるだろうと思われます。
大事なことは、それぞれの子どもたちの個性や成長を鑑み、その上でやりたいことが実現できるようにしてあげられるかどうかだと思いますので、「キッズ用Eバイクはもったいない」「キッズ用は不要」と判断してしまわないようにすることかと思います。
肝心なことは、「元気で体力に自信がある人は、ない人のことを理解してあげて一緒に楽しもう」ということかと思います。
男子 | 女子 | |
---|---|---|
8歳 | 129.1 | 128.5 |
9歳 | 134.5 | 134.8 |
10歳 | 140.1 | 141.5 |
11歳 | 146.6 | 148.0 |
12歳 | 154.3 | 152.6 |
商品情報
子どもの好奇心を刺激する、自分専用e-BIKE。
- 身長135cm~小柄な方でも楽しめるサイズ感
- 大人顔負けのスポーティーなスタイリングとスペックを搭載
- お子さまにも分かりやすい簡単シンプルな操作性
Panasonic XEALT SJF
172,000円

