MERIDA 2013 O.NINE編

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お待たせしました26インチリジッドのO.NINEをご紹介します。

日本ではまだまだ26インチが主流。まぁ、”主流”という言い方はしたくないんです。だって、目的によって使う道具は異なって当然ですから。

メリダでは29と26のどちらかに重心を傾ける事無く、同じようにラインアップとして扱っています。

僕の言い方では
 速く走りたい人は29
 遊びたい人は26
です。

ただ、ビギナーで乗車感覚に優れない人は29に乗るとそれは易しいでしょうし、初めて乗るバイクは26にして”上手くなってから”29の方が使いこなせるとも言えます。

やはり使い手と走る場所次第ですが、簡単に選ぶ方法があります。

”周りに合わせましょう”
それだけです。

遊び方はグループ毎に決まってきますので、その遊び方や周りの人に合わせた機材を選ぶ方が良いと思います。ロードと違い、特性がかなり変化しますので。

26インチもまだ活躍する場所はあると思います。ホイールやタイヤ選びも豊富に行えますし、既にお乗りの方は既存の資産を活かす事も可能です。

2010年の世界選手権をエルミダが制した時に乗っていたのがこのO.NINE SUPERLITE TEAMです。O.NINEとは0.9キロという意味ですから、BB裏にはそれを証明するプレートが貼られます。

乗ってみた感じでは確かに軽いですし、速いです。しかし、安定性は最低限確保されており、”ワールドカップ専用の軽くて危なっかしいマシン”ではなく、乗りやすいと思いました。

リヤステイにはFLAX(麻)が編み込まれており、振動の吸収性をあげています。そのお陰でリヤが暴れる感じが余りしません。登りでも有効だと思います。

TEAMモデルもフレームで20万円以下と大変お得なのですが、今年新しくラインアップされるのがこのTEAM ISSUEです。完成車もすごい値段ですし、フレームでなんと12万円。買い換え、載せ換えにいかがでしょう?リヤは135の9ミリですし、Fフォークもオーバーサイズなので、ちょっと前のMTBからも載せ換え可能です。