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お待たせしましたロードです。
まずはREACTOから。
REACTOはとても乗りやすい自転車です。SCULTURAが軽量なオールラウンドバイクであるのに対して、REACTOは一定スピードでの走行に的を絞っており、開発責任者のヨルゲンはこのバイクでアイアンマンレースに出ています。
また、実車をみるとそのかっこよさに驚く、そんな魅力もあります。このスタイリングは個人的に好きです。
フレームは2グレードあり、使用するカーボン繊維が異なります。下のグレードでも十分に走るバイクですので、価格以上の性能を味わって頂けると思います。
次にSCULTURAです。
21日に発表されるプロツアーチームに供給されるのはSCULTURA SLです。
こちらも2月に乗っているのですが、いわゆる軽量バイクよりも伸びと速度維持がし易い印象でした。リヤのFLEXステイが効いているのか、カーボンの積層をコントロールしているのかは分かりませんが、あまりギア抜けする感触は無かったです。ゆえ、ORCA GOLDやのADDICTのようなスカスカ感はなく、かといってSL4のようなビクともしない過剛性でもなく、これまたメリダらしい適切な調整をされていると思いました。
SCULTURA EVOはSCULTURA SLと同じ型を使い、ミディアムクラスのライダーにも踏めるように剛性をコントロールしたモデルです。
SCULTURAが持つ踏みの軽さと伸びを体感できるようにコントロールされています。私はまだ乗った事が無いモデルなので、月末に招待されているディーラーキャンプで確かめてきたいと思います。
それにしても、アルテグラDi2を搭載しての30万円以下というプライスは驚異的。まぁ、一部アルテグラではないパーツが混じりますが、当店では最初からその部分を4万円ほどでアルテグラ化するサービスを検討しております。
今やエントリーモデルまでカーボンです。
初心者には金属が良いという意見には賛成できる部分もありますが、ストイックに上を目指さないライダーにとっては安価にカーボンバイクという満足感と走行感を得られるのはメリットでもあります。立場が変われば必要な機材も変わるのです。
ただ、このモデルは905-Eと同じフレームですので走りに不満が出る事は当分無いと思われます。その間にホイールやコンポーネントをその時の目的に合わせてアレンジする事で長く乗る事が出来ると思います。