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SCULTURA EVO 901です。
試乗出来ますので、ご興味のある方はぜひ。
”安いから”といってなめていると驚かされます。今や台湾はハイクオリティフレームを生産する条件にもなっており、メリダは生産、ペイント、組立まで全て自社工場で行っています。
価格は147000円、サイズ50の実測重量は8.75kgでした。
カーボンだから軽い、アルミだから重いと言うことは有りません。ただ、同重量にした場合、特に軽量化した場合にはカーボンの方が耐久性が上がります。ゆえ、ミドルグレードではフレーム重量1.1kg程度が通常通りです。重量はホイールを含むパーツに起因します。
他メーカーではアルミフレームにはティアグラをセットしますが、カーボンフレームには105をセットする場合が多いですね?良いコンポーネントを装備していると、良い自転車に見えますよね?自転車はフレームで走るものです。最初の頃はコンポーネントは使い切れるグレードで十分、壊してもまた買えるグレードから始める方が良いですよ。
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まずはこのモデルからロードを始めて見ませんか?
上位モデルとは型が異なります。カーボン繊維は30トンをメインに使用しており、フォークコラムまでフルカーボン。しかし、ミドルクラスなりの堅実さも持っており、危うい感じはありません。
ヘッドの下ワンを1.5インチに拡大するのが今のトレンド。ヘッド剛性の向上はレスポンスの良い加速を生みます。
太くなった分だけワイヤな内蔵に。リヤシフトとリヤブレーキはフルアウターのまま内蔵する仕様です。電動化の際にはケーブルも内蔵することが出来ます。バッテリーマウントは左チェーンステイ下です。
フォークからの力強い線がリヤセクションへとバランス良く繋がります
フレーム全体に施されたブルーのラインはペイントによるもの。メリダのペインティングクオリティは大変高いのです。よく見ても15万円のバイクには見えないことでしょう。
ダウンチューブはダブルチャンバーにはしていません。この方が乗りやすいですからね。
BB規格はスタンダードなスレッド式。安易な圧入式BB採用をミドルグレードでは避けています。このあたりはドイツ人エンジニアの堅実な想いゆえでしょうか。
リヤシフトワイヤはヘッドチューブ左側から入り、BBシェルの中を通り、チェーンステイから抜けています。フルアウターですから、汚れの面では安心。フレーム内のルーティングが悪いフレームの場合には、ワイヤテンションが安定せずシフト操作が安定した性能を発揮できない場合がありますが、問題ありませんでした。
ミドルグレードですが、UCI認可フレームです。なんかかっこいいですね。