シクロワイヤードにSCULTURA SLのインプレッションが掲載されました

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掲載されたのは昨年のことになりますが、まだご存じでは無い方もいらっしゃるかと思いまして、リンクさせて頂きます。

「SCULTURAはなんて読むんですか?」
という質問も多いんですが、”スクルトゥーラ”と格好良く読むのが正解です。

僕が接客の中で自分なりに一言二言で表現する際には「ほどよいレーシーさを持ったお買い得バイク」と言います。実はメリダ自身も”ほどよい感覚”を意識しています。メリダがSCULTURA SLを開発時、ライバルとして想定したのはCANNONDALE SUPER SIX EVO ULTIMATEやCERVELO R5 CAです。このレベルのフレームとして必要なだけの剛性を確保した上で、快適性も伴っていることはドイツのTOUR誌によるテストによっても数値によって証明されています。むしろ、ライバルよりも総合評価としては良い評価をされているほどです。

SUPER SIX EVO ULTIMATEとの差はフレーム・フォークセットにして約80グラム、R5 CAはそれよりも100グラム軽いですが、価格がとんでもない価格なので比較する事がおかしいと思います…そもそも買う人が限られますので。UCIで規定された必要最低重量の中で、この80グラムにどれほどの重要性があるかということです。

ご存じの通り、軽くなればそれだけフレームには粘りがなくなってしまいますし、快適性も損なわれます。そうならないように軽量フレームではシートステイが非常に細くなっているはずです…

メリダが使用しているバイオファイバーはカーボンよりも重量増の原因になりますが、レースで勝つ為に必要な総合バランスを考慮した場合必要だと考えていますし、その上で数値としての性能と感覚的な性能とのバランスを確保しています。

と、こんなフレームが約27万円なのですから、注目されるのも当然でしょう。

昨年の2月、開発責任者のヨーガン氏に聞いたところ、「もっと高い値段で売って良いならもっと軽くすることも出来るし、もっと快適性を失っても良いなら色々なことが出来る。でも、それを望むか?」と言っていました。

次回入荷分のSCULTURA SLフレームセットは2月中旬以降を予定しています。暖かくなった頃にお乗り頂く場合にはこのチャンスを逃さぬ方が良いと思います、僕の直感ですが…

詳しい乗り味に関しては下のリンクよりインプレッションをご覧下さい。良い感じに表現できていると思います。それでも信じられない方は御来店下さい。試乗出来ます。

2013モデルインプレッション
メリダ SCULTURA SL TEAM メリダが放つオールラウンドレーシングバイク(cyclowired.jp)

こっちも合わせて読むと面白いです。

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