世界第二位の自転車メーカー「メリダ」

世界で最も優れた自転車生産拠点である台中。優れたクオリティコントロールとレースで証明されたパフォーマンスをバリュープライス。

当店では開業当初よりMERIDAを取り扱っています。MERIDAは以前、日本では販売を積極的に行っていないメーカーだったのですが、数年前よりミヤタサイクルが正規輸入代理店となり、それと同時期に国内販売を積極化させました。

以前は台湾製=安いバイクという日本でのイメージでしたが、自転車に詳しい人ほど「台湾製は一流製品の代名詞」と言えることは御存知の通りですし、台湾無しに世界の自転車メーカーは動かないと言っても過言ではありません。実際、メリダは世界第二位のメーカーであり、一位のGIANTと友に台湾勢ツートップとして協力・ライバルの関係で世界の自転車業界を牽引しています。

台湾の生産技術 x ドイツの開発技術

2つの技術のコンビネーション
トヨタ式生産方式による自社生産
私達自転車販売店は多くの自転車を取り扱います。その中で当店のチョイスは安定感と安心感を理由にメリダを選びました。性能の低い自動車が無いように、自転車も大量生産の時代になっていますから、低性能なものは淘汰されてきています。その中ではトヨタ式生産体制を採用したメリダは、その高いクオリティをより高く、さらに性能も良くという工業製品を生み出しています。もはや自転車は工芸品の時代ではありません。

自分で自転車を弄る人ほど、そのクオリティの違いはまさに実感する所なのですが、大変有名なメーカーであっても工場での組立クオリティがメリダ以上であることはたいへん稀です。製品のばらつきが少なくなるように、20本単位での小ロット生産を行っています。メリダではスペシャライズドのアルミフレーム生産・塗装と多くのバイクを組み立てて出荷しており、同社のハイクオリティバイクを支えるのに欠かせないメンバーです。

OEM生産メーカーというとブランド力を持たないということだったのですが、今のMERIDAは違います。ランプレに機材を供給するとともにスポンサードし、もはやヨーロッパでも有名な欧米ブランドと真っ向比較される存在になりました。レーサーの機材として選ぶ人が多い欧米では、日本よりも価格対クオリティというのはシビアに比較され、そのブランド力はあまり問われません。

カーボンフレーム生産の今

台湾が最高のカーボンフレームを作る条件
現代において、最もハイクオリティなカーボンフレームを作るには台湾が最適であり、最高であることは言うまでもありません。もはやヨーロッパに大きな規模の工場はなく、プロ用を作るような小規模の工房が2〜3箇所ある程度ですが、その技術は決して高いとは言えません。カーボンフレームの成形技術はかなり安定したところまで来ています。つまり、”先端技術”ではなく、”枯れた技術”なのです。ゆえ、数の論理が働きます。良いカーボンフレームを作るのに必要なことは優れた1人ではなく、コストと組織です。

15年ほど前、台湾の自転車産業は中国が生み出す量に圧倒されつつありました。そこでメリダやジャイアントを筆頭に「A-TEAM」を結成(創設当時、スペシャライズドやコルナゴは賛助会員として加わった)。台湾自転車産業は政府の後押しを得て、台湾の期間作業として、ハイクオリティ&ハイエンドバイクに力をいれ、量ではなく質で勝負してきました。A-TEAMは数年前にその役割を全うしたとして解体されましたが、これまでずっと台湾無しの自転車業界はありえないものとなっています。

つまり、メリダは世界最高の製品を作るメーカーだと言えます。

メリダはレース現場に近く工業国であるドイツでの開発と自転車産業の中心である台湾での生産というゴールデンコンビにより生産されています。この方式は他のいくつかのメーカーも選択していますが、ハイクオリティな工業製品を生産するには最高のカタチの一つです。

当店はメリダ、ミヤタサイクルとパートナーシップを結んでいます

開業時から一貫してメリダを取り扱っています
「メリダといえばマティーノ」

当店ではサイクリスト目線を大事にして、オススメするメーカーや製品をチョイスしてきました。もしあなたが”ブランド代”に多くのコストを支払いたい場合には、お好きなロゴを身につけて下さい。しかし、中身で選ぶ場合にはメリダに敵うバリューを引き出せるメーカーは他に無いでしょう。

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お持ち込みでのメンテナンスも承っております。どのメーカーの自転車でも承ります。